OKIの「AE2100」は、ディープラーニング推論に特化したAIエッジコンピューター。ちょっと聞きなれない「AIエッジコンピューティング」とはいったい何なのか? 何ができるのかを、OKIの小島氏、アスキー編集部のつばさが、動画で分かりやすくご紹介します。
現場判断で業務を効率化するAIエッジコンピューティング
まず、AIエッジコンピューティングとは一体何なのでしょう?
AIエッジコンピューティングのエッジは、"縁"、つまりクラウドの入り口にあたる"現場"を表わしています。通常のAIコンピューティングは、クラウド上にあるAIを利用しますが、エッジ、すなわち現場にあるコンピューターにAIを搭載し、現場で素早く判断できるようにするのがAIエッジコンピューティングです。
それを実現してくれるのが、センサー類をつなげる豊富なインターフェースを装備したOKIのAIエッジコンピューター「AE2100」。AE2100は、「ディープラーニング推論」に特化したコンピューターとのことですが、では、ディープラーニング推論とは一体なんなのでしょう?
ディープラーニング推論は、センサーなどから取得してきたデータを、あらかじめ学習したデータと比較し、AIが推論しながら分類・識別していくプログラムのこと。たとえば、沢山の大島さんの写真の中から、瞬時に小島さんの写真だけを見つけ出し、小島フォルダに分類する、といったことが可能になります。
スーパーアニマル識別プログラムを作ってみた
というわけで、実際にAE2100を使って、いろいろな動物を見分けるプログラムを作ってみましょう。
できあがったプログラムを動かすと……
即、「dog」と識別! 認識率も95.2%と高い確率を示しています。
こんなふうに、犬と人が同時に写っている写真でもちゃんと識別できました。
AE2100で犬マスクの人は識別できるのか?
では、このような、犬のマスクを着けた人を認識させていたらどうなるんでしょう???
▼▼▼ 実験の結果は、ぜひ動画でお確かめください! ▼▼▼
(提供:OKI)
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