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ネットショップでの販売と同じ方法でテイクアウト専用商品を販売できる

BASE、ネット店舗でテイクアウト商品を販売できる新機能

2020年06月26日 16時30分更新

BASE、テイクアウト商品の販売と事前決済が可能な新機能「テイクアウト App」を開始

 BASEは6月25日、ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」の拡張機能「BASE Apps」にて、テイクアウト商品の販売と事前決済が可能な新機能「テイクアウト App」の提供を開始した。

 テイクアウト Appは、BASE加盟店を対象に提供する機能。実店舗を運営しているショップオーナーは、本機能によってネットショップで商品を販売する際と同様の方法でテイクアウト専用商品をネットショップで販売できるようになる。本機能はBASEの拡張機能BASE Appsにてテイクアウト Appをインストールすると利用できる。テイクアウト商品には購入者がわかりやすいように専用ラベルが表示される。

 あらかじめ営業日時や定休日を設定すると、それに合わせて受け取り可能な日時を利用者側で指定できる。これまでのテイクアウト販売は、電話やSNSなどで商品や受け取り時間を確認する手間や、事前に決済できないことで起こるキャンセル料金の未回収リスクがあったが、本機能によって商品や受け取り時間をあらかじめ指定した上での注文・決済が可能になり、ショップオーナーの手間とリスクを軽減できるとする。

受け取り日時の設定や事前決済で手間とリスクを軽減

 テイクアウト Appの注文一覧画面上では、新規の注文が入るとわかりやすく画面に表示される。また、注文完了後にショップ向けに送信される自動メールやBASE加盟店専用アプリ「BASE Creator」のPush通知でも、テイクアウト商品の注文であることが明示されるので、すぐに対応すべき注文かどうかを一目で判断できるという。

新規注文のリアルタイム画面通知

 客からのテイクアウトの注文は、ショップオーナーが受付完了の操作を行うことによって正式に受領となり、購入者にも通知される。また、テイクアウトの受付が完了した商品は、渡し待ちのタブに移動するので受付前と渡し前の注文管理がわかりやすいとしている。

テイクアウト商品のステータス管理画面

 テイクアウト Appは、新型コロナウイルスの影響を受ける飲食店など、主に実店舗を運営しているショップオーナーの販促サポートを目的に開発した機能。新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、BASEでは3月末から5月にかけて新規のネットショップ開設数が急増しており、その中でも、コロナ禍での緊急事態宣言により、実店舗営業自粛を余儀なくされた飲食カテゴリのショップの利用が増えているという。そこで同社は、こうした事態をきっかけにネットショップ運営に挑戦した飲食カテゴリーのショップオーナーが、より便利にBASEを活用できるよう、テイクアウトの注文にも適応できる本機能の提供を決定した。

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