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4万円弱で5G対応の「HUAWEI P40 lite 5G」は価格以上の性能で高コスパな1台!

2020年06月27日 12時00分更新

機能充実のカメラは仕上がりも良好

 HUAWEI P40 lite 5Gの特徴は4眼のAIカメラ。メイン(約6400万画素)+超広角(約800万画素)+マクロ(約200万画素)+被写界深度(約200万画素)という構成で、「フード」「花」など被写体やシーンをAIが識別します。詳細は以下の作例をご覧ください。

 晴天であればもっと鮮やかに撮れたと思いますが、それでも草木の色がよく出ています。ズームは最大10倍(デジタル)まで可能です。さすがに画質が粗くなりますが、ここまで捉えられるのであれば、撮影の幅が広がるのではないでしょうか。

広角で撮影

標準で撮影

5倍で撮影

10倍で撮影

 花の色をきれいに表現できています。通常モードでも優しいぼけ感の写真を撮れるのが魅力。食事はもう少し暖色の風合いが出るといいかなと思いますが、たまごの照りが出ていて美味しそうに撮れました。また、「スーパーマクロ」も便利です。4cmほどの距離から撮影するのが最適なようで、背景のぼけ感もちょうどいいと感じました。

通常モードで撮影

美味しそうに撮れた

「スーパーマクロ」で撮影。簡単に接写ができる

 「夜景」モードもかなり明るく撮れます。自動で露出時間が設定され、時間が経過するまでスマホを動かさずに構えます。カーテンを閉め切った部屋で試したところ、しっかりと明るい仕上がりになりました。ただ通常モードでもある程度は明るく補整してくれるため、照明や看板のネオンなどは明るくなりすぎてしまうかもしれません。

通常撮影

「夜景」モードで撮影

露出時間の経過を待つ

 どのシーンでも明るく撮影でき、カメラ機能に死角なしかと思ったのですが、唯一うまく撮れなかったのがポートレート。美肌効果など人物の補整はきちんと反映されるのですが、背景ぼかしがきれいにかからず……。筆者の撮り方が悪いのかもしれませんが、ぼかしの形まで選択できるだけに残念でした。

不自然なぼけ具合になってしまった

撮影モードは豊富だ

 インカメラは約1600万画素。「ポートレート」モードでは肌のトーンや輪郭など細かい補整も可能です。また夜間など明るさが足りないと判断すると、UI部分が白い表示に変わり、顔を明るく照らしてくれるようです。

UIが白い表示に

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