【重箱の隅Tips その8】
限界を超えて画面を暗くしたいときの設定方法
画面の明るさを最低にすれば、相当暗くなる。しかし、真っ暗な部屋や電気の消えた飛行機などでは、それでも少し明るく感じることがある。とくに近くで人が寝ているなら、気になるだろう。そんな時は、iPhoneの画面を、限界を超えて暗くしてみよう。
まずは、通常の明るさを最低限にする。続けて「設定」の「一般」→「アクセシビリティ」→「ディスプレイ調整」→「ホワイトポイントを下げる」をオンにして、ゲージを右に動かすと暗くなる。明るいところだとほぼ真っ暗に見えてしまうほど。これで真っ暗な部屋でもiPhoneを存分にいじれるようになる。
【重箱の隅Tips その9】
動画のスクリーンショットを撮る
iOS 11から、iPhoneの画面操作そのものを動画として録画できるようになった。コントロールセンターから赤丸の画面収録ボタンを押すだけでいいので、手間がかからない。コントロールセンターにボタンがない場合は、「設定」の「コントロールセンター」→「コントロールをカスタマイズ」を開き、「画面収録」を追加しておこう。人に操作を教えるときに便利だ。
録画中は画面上に赤いステータスバーが出るので、録画を止めたいときはタップすればいい。
【重箱の隅Tips その10】
特定の作業をアイコンから実行できるショートカット
iOS 13から「ショートカット」という機能が搭載されている。設定した操作をウィジェットやホーム画面のアイコンから実行できるというものだ。様々な項目を操作でき、プログラミングしているような感じで楽しいので試してみよう。
たとえば、「Wi-Fi」を「オフ」にするというショートカットを作って、ホーム画面に置けば、1タップで実行できる。しかも、コントロールセンターからWi-Fiをタップしてオフにする場合、一時的に切れるだけなのだが、この機能でオフにすると完全に機能が停止するのが便利だ。
以上が、iPhoneをさらに便利に使いこなすための重箱の隅Tips 10となる。ぜひ、細かい機能も駆使して、iPhoneを活用しよう!
※以下、これまで紹介したiPhoneTipsです。
第315回 iPhoneを最強に使いこなす! iOS 13のオススメテク10選
記事→https://ascii.jp/elem/000/004/006/4006682/
・気になる飲食店は「マップ」のコレクションに登録する
・ヘッドフォンの音量が適切かどうか確認する
・ウェブページを拡大せずに文字だけ大きくして読みやすくする
・しばらく表示していないタブを自動的に閉じる
・長いウェブページの任意の部分を瞬時に表示する
など。
第307回 iPhoneがもっと便利になる! iOS 13のオススメ新機能10選
記事→https://ascii.jp/elem/000/001/967/1967251/
・写真と動画の両方で水平・垂直方向の補正が可能に
・目に優しい黒を基調としたダークモード
・リマインダーアプリがToDo管理に使いやすくなった
・ワイヤレスマウスを接続して利用する
・未登録の電話番号からの着信を拒否する
など。
第288回 iPhone 5sやiPhone 6でも使えるiOS 12の便利テク
記事→https://ascii.jp/elem/000/001/782/1782685/
・「写真」アプリが賢くなり活用度がアップした
・おやすみモードをより柔軟にカスタマイズできるようになった
・大量の通知を整理して見逃しのないようにする
・スマホの使用時間をコントロールしてデジタルデトックスする
・ARを使った「計測」アプリでモノのサイズを手軽にチェック
など
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「銀座のバーがウイスキーを70円で売れるワケ」(日経BP社)、「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・銀座で営業中。
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