週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

スタジオをゼロから作る まずは機材探しから

2020年06月20日 16時00分更新

●想定用途を決める

 まだ教員や学生がどんな形でスタジオを利用するか分からないということもあり、ある程度フレキシビリティを持たせた方がいいとは思いつつ、1〜2人がデスクに座って収録できるニュースみたいなスタイルと、3〜4人がソファもしくはスツールに座って収録できるようなトークのスタイルが撮影できるといいのかな、と思います。

 となるとカメラは2台、口元で音声を収録できるピンマイクは最低4つが必要になります。またYouTubeやZoomでライブ中継する可能性もあるため、これらを入力する音声ミキサー、映像ミキサー、モニターが必要となり、編集マシンも兼ねた高スペックめのパソコン、この辺りが基本的な機材になるのではないでしょうか。

 もちろんそれだけではいけません。ライトはとても重要なので、しっかり遮光できるロールカーテンとグリーンバック、上から照らすLED照明2つ、キーライトも必要になります。また音声をアフレコで収録する場合を考えると、USB接続のコンデンサマイクがあると良さそうで、これらをスマートに設置するレイアウトのアイデアも必要です。

 こうしてリストアップしていくと、より設備が小さいはずの6スタですら膨大な機材リストができあがり、これらをスマートに設置・収納するためのアイデアが必要となってしまいます。

 この辺りは、Pinterestなどで画像を集めまくって、アイデアを発見するしかないかもしれません。

 少なくとも、Blackmagicdesignのビデオミキサー、ATEM Miniが2台は必要なんじゃないかと思いました。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事