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指定伝票や請求書の発行業務を効率化する「伝発名人」のSaaS版が登場

2020年05月29日 12時00分更新

 ユーザックシステムは5月29日、同社の帳票発行システム「伝発名人」のSaaS版である「伝発名人クラウド」の提供を開始した。

 伝発名人は、さまざまな伝票や帳票を1つのソフトウェアで発行できるもので、1986年の発売以来、製造業や流通業を中心に約2万5000本をパッケージ販売してきた。帳票の種類ごとにプログラム開発する場合に比べて大幅なコスト削減が可能で、手書きしていた伝票も基幹システムとデータ連携して自動で発行できるようになるため、取引先ごとに様式が異なる指定伝票や請求書の発行業務の効率化を支援するとうたう。

 今回提供を開始する伝発名人クラウドは、月額1万1000円から利用できる。帳票発行の端末台数は無制限で、基幹システムとのデータ連携も可能だ。初期登録費料は10万円。利用料金は、「Liteプラン(年間発行枚数2万4000枚まで)」が月額1万1000円、「Standardプラン(年間発行枚数6万枚まで)」が月額2万2000円、「Enterpriseプラン(年間発行枚数12万枚まで)が月額3万3000円。

 ERPをはじめとする情報システムのクラウド化が進むなか、同社は伝発名人クラウドを基幹システムと連携するエコシステムとして、周辺業務のクラウド化をより一層すすめていくためのサービスとして利用してほしいと考えているとのこと。

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