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「OPPO Reno3 A」は防水・おサイフと日本仕様満載の十分すぎるミドルスマホ

2020年06月16日 11時00分更新

望遠は非搭載だが、独自のAI処理が魅力のカメラ

 カメラはメイン(約4800万画素/F1.7)、超広角(約800万画素/F2.2)、モノクロ(約200万画素/F2.4)、ポートレート(約200万画素/F2.4)という組み合わせのクアッド仕様。望遠レンズは非搭載なので、メインの等倍以上はデジタルズームとなる。またモノクロとポートレートはそれぞれ独立したカメラというわけではなく、モノクロは明暗を捉えるため、ポートレートはポートレートモードでなど、複数のカメラを組み合わせて使うのが狙いのようだ。

背面カメラはクアッド仕様となった

カメラのインターフェースには「ポートレート」や「夜」といったモードも用意されている

 以下はOPPO Reno3 Aで撮影した作例。基本的にはオートかつ手持ちで撮影しているが、夜景に関しては「夜(ウルトラナイトモード)」で撮影している。メインカメラでの撮影はいずれシチュエーションでも精細感があり発色は良い。また超広角も十分にキレイだ。ただし後者については、暗い場所での撮影は手ぶれが気になり、精細感もない。超広角で夜景撮影などをする場合は、三脚などに固定した方がよさそうだ。

メインカメラ(1倍)で撮影。黒つぶれや白飛びがなくしっかりと描写されている

超広角で撮影。拡大するとやや精細感に欠けるが十分な画質

デジタルズーム2倍。等倍とあまり変わらない画質で撮れている

デジタルズーム5倍。等倍と比較するとややぼやけ印象だが実用レベルだ

デジタルズーム10倍。ドットの荒さがあり精細感には欠ける

メインカメラで夜(ウルトラナイトモード)にして撮影

超広角カメラで夜(ウルトラナイトモード)にして撮影

フード撮影ではしずる感がでている

かなり近づいてのマクロ撮影も可能なのでカメラとしての使い勝手は良い

インカメラは約1600万画素

【まとめ】このスペックで4万円以下はコスパに優れる
高価な5Gモデルじゃなくこちらを選ぶのもアリ

 予想実売価格は3万9800円(税込)で、前モデルから引き続きコストパフォーマンスは高い。通信方式の対応は4G(LTE)までで5G通信に非対応なのは残念だが、現状の5Gエリア普及率を考えれば、あえて高価な5Gモデルを購入するよりは現実的な選択肢と言えるモデルだ。

「OPPO Reno3 A」の主なスペック
ディスプレー 6.44型有機EL(20:9)
画面解像度 1080×2400
サイズ 約74.1×160.9×8.2mm
重量 約175g
CPU Snapdragon 665
2GHz×4+1.8GHz×4(オクタコア)
内蔵メモリー 6GB
内蔵ストレージ 128GB
外部ストレージ microSDXC(最大256GB)
OS Android 10(ColorOS 7.1)
対応バンド LTE:1/2/3/4/5/7/8/18/19/20
/26/28/38/39/40/41
W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19
4バンドGSM
DSDV
VoLTE ○(ドコモ、au、SB、楽天)
カメラ アウト:4800万画素
+800万画素(超広角)
+200万画素(モノクロ)
+200万画素(ポートレート)
/イン:1200万画素
バッテリー容量 4025mAh
生体認証 ○(画面内指紋、顔)
SIM形状 nanoSIM×2
USB端子 Type-C
カラバリ ホワイト、ブラック
価格 3万9800円
発売日 6月25日
 

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