Dynabookは6月15日、店頭販売向けのノートPC「dynaBook C5」など7モデルを発表した。
光学式ドライブ非搭載の新スタンダード
15.6型「dynabook C5/C4」
「dynabook C5」「dynabook C4」は15.6型のディスプレーを搭載しつつ、およそ幅361.0×244.0×高さ19.9mm、重量およそ1.79kgというコンパクトなボディーを実現した点が特徴。光学式ドライブを廃することで、屋内を自由に持ち運べるボディーサイズを実現したとし、同社では「新たなスタンダードモデル」と位置付けている。
非光沢タイプでIPSパネルを採用したフルHD(1920×1080ドット)ディスプレー、およそ200万画素のウェブカメラを搭載するほか、無線LAN規格はWi-Fi 6に対応している。また、ストレージとして256GB SSDと1TB HDDを標準搭載するのも特徴。OSやアプリの素早い立ち上げと、大容量データの保存を両立させている。
機能面では、赤外線カメラによりWindows Helloの顔認証でWindowsにログインできる。
主なスペックはdynabook C5(P1C5MP)がWindows 10 Home(64bit)、Core i3-10110U、15.6型ディスプレー、8GBメモリー、256GB SSD、1TB HDD、dynabook C4(P1C4MP)がWindows 10 Home(64bit)、Celeron 5205U、15.6型ディスプレー、4GBメモリー、256GB SSD、1TB HDDなど。
両モデルとも、インターフェースとして、USB 3.1(Type-A)×3、USB 3.1(Type-C)×1、有線LAN(RJ45)、HDMI出力端子を搭載。無線通信規格はIEEE 802.11ax/a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0に対応する。Office Home and Business 2019を標準搭載する。
カラーは2モデルともスタイリッシュブルー、リュクスホワイトの2色展開。
価格はdynabook C5が15万円台半ば(税抜き)、dynabook C4が13万円台半ば(税抜き)になる見込み。6月19日から順次発売する。
プレミアムスタンダードの16.1型「dynabook T8/T9」
「dynabook T8」「dynabook T9」は同社が「プレミアムなオールインワンノート」と位置付けるシリーズ。
16.1型のフルHD(1920×1080ドット)ディスプレー、Wi-Fi 6への対応のほか、dynabook C5/C4と同じく、256GB SSD+1TB HDDを標準搭載する。
サイズはおよそ幅379.0×256.5×23.7mm、重量およそ2.4kg、バッテリー駆動時間は公称で9時間。
主なスペックはdynabook T9(P2T9MP)がWindows 10 Home(64bit)、Core i7-10710U、16.1型ディスプレー、16GBメモリー、256GB SSD、1TB HDD、Blu-rayディスクドライブ、dynabook T8(P2T8MP)がWindows 10 Home(64bit)、Core i7-10510U、16.1型ディスプレー、8GBメモリー、256GB SSD、1TB HDDなど。
両モデルとも、インターフェースとして、USB 3.1(Type-A)×3、USB 3.1(Type-C)×1、有線LAN(RJ45)、HDMI出力端子を搭載。無線通信規格はIEEE 802.11ax/a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0に対応。Office Home and Business 2019を標準搭載する。
また音響面では、「Dynamic Wide Sound」技術に対応。オンキヨーと共同開発したというステレオスピーカーと、高音質化技術「DTS Audio Processing」を搭載することで、コンテンツに応じた臨場感が楽しめるとする。
カラーは2モデルともサテンゴールド、スタイリッシュブルーの2色展開。
価格はdynabook T9が22万円前後(税抜き)、dynabook T8が20万円前後(税抜き)になる見込み。6月19日から順次発売する。
スタンダードな15.6型「dynabook T6/X6/X5」
「dynabook T6」「dynabook X6」「dynabook X5」は今回発表されたモデルの中で、最もスタンダードなモデル。
256GB SSDを搭載し、光学式ドライブを搭載する。同社では、はじめて学習用PCを使うユーザーにも最適だとしている。
サイズはおよそ幅379.0×258.0×23.7mm、重量およそ2.4kg、バッテリー駆動時間は公称で7.5時間。
主なスペックはdynabook T6(P1T6NPEG)がWindows 10 Home(64bit)、Core i7-8565U、15.6型ディスプレー、8GBメモリー、256GB SSD、DVDスーパーマルチドライブ、dynabook X6(P1X6NPEG)がWindows 10 Home(64bit)、Core i5-8265U、15.6型ディスプレー、8GBメモリー、256GB SSD、DVDスーパーマルチドライブ、dynabook X5(P1X5NPEG)がWindows 10 Home(64bit)、Core i3-8145U、15.6型ディスプレー、4GBメモリー、256GB SSD、DVDスーパーマルチドライブなど。
3モデルとも、インターフェースとして、USB 3.1(Type-A)×4、、有線LAN(RJ45)、HDMI出力端子を搭載。無線通信規格はIEEE 802.11ax/a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0に対応。Office Home and Business 2019を標準搭載する。
カラーは3モデルともサテンゴールド1色の展開。
価格はdynabook T6が16万円台半ば(税抜き)、dynabook X6が15万円台半ば(税抜き)、dynabook X5が14万円台半ば(税抜き)になる見込み。7月下旬から順次発売する予定だ。
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