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IoTデバイスのソナス、スマートファクトリー領域に進出

2020年06月03日 17時30分更新

 ソナスは6月2日、スマートファクトリー領域に本格進出し、稼働監視業務の省力化に向けたワイヤレス稼働監視システムを先行発売した。

 同社はIoT向け省電力マルチホップ無線「UNISONet(ユニゾネット)」を展開。採用する転送方式「同時送信フラッディング」は、IoT無線に求められる安定・省電力・高速・双方向低遅延・ロスレス・時刻同期・多数収容といった要件を同時に実現する。

 新たに開発した工場内の稼働監視システムは、配線不要で既存の設備・機械の稼働状況や位置情報を見える化し、ヒトやモノが頻繁に移動する製造現場でも安定したモニタリングを実現するという。広い施設の中に点在する100台規模の設備・機械でも、ひとつのネットワークで一元管理可能、設置後でも柔軟に対象機器を追加可能。さまざまなセンサーのラインアップにより古い機器にも対応、電波環境変動に強いことから機器が移動してもモニタリングが継続可能、最大5年間運用可能な省電力性など特長を持つ。

 今秋の正式販売に先駆け、本システムのパイロット導入先および販売パートナーとなる企業を募集している。

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