週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

5G時代の小型高性能カメラスマホ「HUAWEI P40」海外版を香港で使い倒す

2020年06月04日 10時00分更新

超広角から光学3倍
デジタル30倍の望遠撮影まで高性能なカメラ

 HUAWEI P40のカメラは5000万画素/広角(標準)、800万画素/光学3倍望遠、1600万画素/超広角の3つを搭載する。HUAWEI P30と比べると広角カメラが4000万画素から画素数アップしており、しかもF値は1.7、センサーサイズも1/1.28型と大型化された。この広角カメラは上位のProモデルと同じものだが、光学手振れ補正は省かれている。一方、800万画素と1600万画素のカメラはHUAWEI P30と同じスペックだが、画像処理などの面で大きな改善が図られているはずだ。

トリプルカメラのうち、5000万画素カメラは上位のProシリーズと同じものを搭載

最近のスマホの中では小型といえる

 HUAWEI P40を持って街中でいくつか写真を撮影してみた。コンパクトなサイズなので写真撮影もラクにこなせる。ポケットへの収まりもよいため、出し入れも気軽にできる。業界をリードするシーンAI判定も被写体の色をうまく再現していると感じられた。なお、残念ながら撮影テストに出かけたときは曇天だったため、若干暗い色合いの写真ばかりとなってしまっている。以下の作例は4:3(4096x3072ドット)で撮影、夜景モードのみ全画面(4096x1088ドット)で撮影し、縮小している

香港の街中を適当に撮影。細かい部分のディテールも出ているが天気の悪さ

雨上がりの草花。水滴がよく表現されている

室内で撮影

夜景モードで深夜に撮影

 カメラの倍率は広角・1倍・3倍・5倍をワンタッチで切り替え可能、ズーム領域は30倍までで倍率表示部分をスワイプすることでスムースに変更できる。デジタル望遠の30倍でも十分見られる絵が撮影できそうだ。こちらは4:3(4096x3072ドット)で撮影後に縮小している。

広角撮影

標準撮影

3倍撮影

5倍撮影

30倍撮影

 Proシリーズが搭載するペリスコープ式の高倍率望遠カメラは搭載していないものの、日常的に使う分には光学3倍、デジタル30倍の望遠でも十分だろう。よりカメラを活用したいユーザーはProシリーズを、ベーシック機能で十分(とはいえLeicaの画質は十分高性能だ)という人はHUAWEI P40を選ぶとよさそうだ。

 カメラの設定では「その他」の中に「スーパーマクロ」があり、30mm程度まで近づいた近距離撮影ができる。電子部品やコインなど小さいものを撮影することも十分可能だ。また「水中」は文字通り水中での撮影モード。HUAWEI P40の防水防塵機能はIP53だが、別売される防水ケースを取り付けると、10mの深さまで利用できる。

スーパーマクロや水中モードなども用意

P40シリーズ用の防水ケース。薄型化されている

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事