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ゲームも写真も動画も大容量化でストレージは危機的状況

肥大化したコンテンツはウエスタンデジタルのポータブルSSD「My Passport Go」にまるっと保存せよ

2020年06月12日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: アイ・オー・データ機器

 内蔵ストレージと本製品とでロード時間にどのくらい差が出るのか計測してみた。まずは、不朽の名作のリメイク版であるスクウェア・エニックスの「FINAL FANTASY VII REMAKE」の起動時間とゲームロード時間の2つを比較してみた。今回はPS4 Proを使用し、システムは7.51、ゲームはVer.1.00でファイル容量は81.08GBで計測。値はストップウォッチを使った手動計測で3回計測した平均値とした。

「FINAL FANTASY VII REMAKE」のロード時間比較。

 結果は、起動時間は約6秒、ゲームロード時間は約9秒の改善している。ゲームロード時間はもともと約21秒と比較的短いほうで、それが約12秒へと大幅に短縮したのは大きい。これならかなり快適に感じるはずだ。

 もう1つは定番ゲーム、ユービーアイソフトの「レインボーシックス シージ」だ。続々と新規コンテンツが展開されているが、今回はオフラインで遊べるシチュエーションをプレイする際のゲームロード時間(動画をスキップできるまで)と起動時間、さらにオープニング画面からメニュー画面へ移動する時間の3つを計測した。ゲームのバージョンは1.85で容量は59.47GB。その他の条件・計測方法はFINAL FANTASY VII REMAKEのときと同様だ。

「レインボーシックス シージ」

 結果は、ご覧の通りいずれも速くなった。特にゲームロード時間は、大幅に改善され内蔵ストレージだと動画が終了してもゲームが始まらなかったのが、途中でスキップできるようになる。プレイするたびにロードするため、この改善は非常に大きい。

 持ち運んで別のPS4で遊びたいときは、あらかじめスマホの「PS App」アプリをインストールしておき、PS4で「新しいユーザー」→「ゲストとして遊ぶ」→「スマートフォンからサインインする」を選択すれば、画面上に表示されるコードをスマホのカメラで写すだけで自分のアカウントでログインできるようになる。あとは本製品を接続してゲームを選択さればすぐにプレイできる。わざわざ自分のPS4を持っていかずとも、友人のPS4ですぐにプレイできるメリットは非常に大きい。

「PS App」アプリ。「ゲストログイン」を選択して、画面に表示されたコードを写せば、認証完了となる。

 ゲームに関しては、パソコン用のSteamでも本製品へゲーム本体を保存できる。そうすることで、PS4と同様に本製品を別のPCに挿してSteamへログインしても利用可能となる。ゲーム好きなら覚えておきたい技だ。

 外付けSSDは、バックアップのための保管庫としてだけでなく、アクティブな活用としてゲームでの利用がいちばんのオススメ。特に、本製品はケーブル内蔵だから持ち運びが非常にラクなので、友人宅でプレイしたいときやオフ会などで威力を発揮する。

 とにかく時代はどんどんデータ量が増加している。手軽にバックアップし、しかもある程度高速にやり取りしたいなら、外付けSSDである本製品を選択するのが賢い判断だろう。容量は2TB、1TB、500GBと用意されており、実売価格は2万5000円前後、1万5000円前後、8000円前後で、予算と必要容量を踏まえて選択してほしいが、やはり大容量モデルがオススメだ。本製品を導入してあらゆるコンテンツを保存しよう。

(提供:アイ・オー・データ機器)

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