週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

欧州への販路を開拓・拡大しグローバル展開を加速

「RECLO」、フランス拠点のリセールプラットフォームと戦略的事業提携

2020年05月29日 19時00分更新

 アクティブソナーは5月29日、運営するるハイブランドリセールプラットフォーム「RECLO」と、フランス拠点のリセールプラットフォーム「Vestiaire Collective」が戦略的事業提携を実施したと発表。

 RECLOは、高級ブランド品を対象とした、ブランド品を売りたい人と買いたい人それぞれのクローゼットをシェアし合うリセールプラットフォーム。不要になったブランド品を預けるだけで、RECLO専属の鑑定士による商品の査定・値付けから出品、取引成立後の入金確認、配送までを実施する。

 日本はもちろんアジア、北米を中心に世界180ヵ国で販売しており、海外売上比率は57%を超えるが、欧州での販売パートナーをかねてより模索していたという。

 Vestiaire Collectiveは、2009年にフランス・パリで誕生した、セカンドハンドファッションのリセールプラットフォーム。欧州を中心とした世界50ヵ国の900万人を超えるユーザーが、それぞれのワードローブからアイテムを出品、購入し、お互いをインスパイアしながら、循環型エコノミーに参加している。

 今回の戦略的提携により、RECLOはこれまでリーチしきれていなかった欧州への販路を開拓・拡大し、グローバル展開をさらに加速させるとしている。Vestiaire Collectiveとしては、常時2万点を超えるラグジュアリーヴィンテージアイテムを揃えるとともに、プロ鑑定士の真贋鑑定による品質保証をうたうRECLOと提携することで、信頼度の高い「Checked in Japan」の商品を欧州各地のユーザーへ届けられることに期待を寄せているとのこと。

 また、世界的な感染症危機の中、ECサイトで手軽に節約しながらファッションを楽しみたいという需要にも、速やかに応えていくとしている。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります