格ゲー苦手な人でもアリな『グランブルーファンタジー ヴァーサス』Steam版の魅力とは?
キャラの育成や武器の強化など、RPGらしい成長要素も満載
RPGモードでは、一部のクエストを除き操作キャラクターであるプレイヤーと、パートナーの2人でクエストに出られる。クエストに出る前には、編成でキャラクターの入れ替えや、武器、サポートアクションの入れ替えができる。
武器は、グラブルのファンなら馴染みのある、メイン武器に加え、サブ武器9つで編成。強化でレベルを上げ、上限解放でレベルの上限を上げ、スキルLvを上げて、各武器のスキルの性能をアップさせられる。
また、RPGモードの戦闘のみ利用できる「ヒールオール」や「ミゼラブルミスト」などのアビリティを「サポートアクション」として、各キャラクター2つまで装備できる。
簡単操作で格闘ゲームが苦手な人でも安心!
RPGモードでは、前後から複数の敵が襲い掛かってくる雑魚戦や、各主要キャラクター、大型の星晶獣などと戦うボス戦などの戦闘が楽しめる。コントローラーを2つPCに接続すれば、パートナーを操作できるので、友達と2人で一緒に遊べる。
また、本作はアビリティ(必殺技)をR1ボタンと方向キーのみの簡単操作で放てる。コマンド操作での入力も可能で、コマンド入力した時の「テクニカル入力」の方が、アビリティが再使用できるようになるまでの時間(クールタイム)が早くなるというメリットがある。しかしながら、やはりこうした格闘ゲームは、“技が出ない”というのがひとつのストレスになり、苦手意識を持つ人も多いので、こうした仕様はありがたい。
奥義ゲージがたまったら放てる「奥義」は、下から斜め右、右、いわゆる236のコマンド後にR1で発動可能。奥義ゲージがたまり、さらにHPゲージ30%以下の時に使用できる「解放奥義」は236後にR1+×ボタンという簡単なコマンドで使える(テクニカル入力は236×2の後に、BまたはAボタン)。つまりは、最低236+ワンボタンという、格闘ゲームにおける基本コマンドさえできれば、本作ではすべての技が使える(もちろんコンボは別だが)という訳だ。
RPGモードは、物語が会話パートとアニメーションが融合し、非常に見ごたえがある。さらには、原作と同じように各島々を選択して巡る仕様など、随所にグラブルらしさが散りばめられ、原作ファンも十二分に楽しめる仕掛けが満載。
グラブルのキャラクターが登場するただの格闘ゲーム、と思っていた人の期待をイイ意味で裏切るグラブルらしい遊びがふんだんに盛り込まれている。
また、RPGモードのアウギュステ列島(NORMAL)のメインクエスト「第26話 妄想の果てに」をクリアすると、全100Fまであり、初回クリア報酬やドロップなどでSSR武器が手に入る「バブ・イールの塔」が解放される。
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