Compassは5月15日、LINEを使用した母子手帳サポートツール「Mother Helper(マザーヘルパー)」の提供を開始した。
新型コロナウイルスの拡⼤と⾃粛要請で、⼦供の託児所や預け先が無い、収⼊の減少や休業・解雇など、⼦育て世代は多くの課題に直⾯しているとして、同社はこの状況下で顕在化したママの「⼦育て」と「キャリア」への不安やストレスを軽減させるための相談機能付きデジタル⺟⼦⼿帳をリリース。成⻑管理の⾯から⼦育て世代と直接繋がり、⼦育てママが相談機能から気軽に家庭や⼦育ての悩みを相談できる環境をつくり、相談を通して、地域社会からの孤⽴防⽌や増加する家庭内暴⼒を未然に防ぐなど、⽀援の次のステージへ繋ぐとする。
同サービスは、LINEのチャットボットを利⽤し、24時間365⽇無料で相談に対応。相談内容から「仕事」「⼦育て」「メンタルケア」などの各ジャンルに分けて専⾨のカウンセラーがメッセージを返信・情報を提供する。「虐待・DV」などの緊急時には⾏政窓⼝などへ連携して対応する。
⼦どもの⾝⻑体重や⽇記を、スマホで管理する機能を備え、⾝⻑・体重を⼊⼒するとアプリ内で⾃動的にグラフ化され、成⻑の様⼦がひと⽬⾒てわかるようになる。⽇記には写真も添付できるので、⼦供の成⻑を毎⽇気軽に記録できる。
その他、予防接種記録を⼊⼒すると⾃動的に次回の接種時期をLINEで通知する「予防接種スケジュール管理」、「定期検診」「地域独⾃の⼦育て⽀援」など自治体からの情報をリアルタイムで配信するなど、子育てママをサポートする機能を搭載する。
さらに、「困ったら、Mother Helperでカウンセラーに悩みを話してほしい」という思いから、同社は「#Motherhelper」プロジェクトをTwitterとInstagram、Facebookにて展開。無料で気軽に相談できるサービスがあることを1⼈でも多くの不安や孤独を感じているママに知ってもらうため、SNSで「#Motherhelper」をつけて、シェアを呼びかけている。
現在同社は、Mother Helperと連携する⾃治体・産婦⼈科病院を募集している。⾃治体が配信する定期検診や⼦育て⽀援の情報などをLINEを通して地域の⼦育て世代に配信し認知を深める役割を果たすという。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります