NECは5月25日、標的型攻撃の対策として有効とするインターネット分離ソリューション「Application Platform for SCVX」を、統合型ソリューション「NEC Solution Platforms」のラインアップに追加した。
本ソリューションには、機密情報の漏洩を防ぐ対策として推奨される、ジェイズ・コミュニケーションのインターネット分離ソリューション「SCVX」を利用している。
近年、官公庁・自治体や企業の機密情報を狙った標的型攻撃への対策として、マルウェアの侵入・感染リスクを低減するさまざまな製品が提供されている。このようななか、高いセキュリティーと品質を確保したうえで、低コストかつ、短期間の導入と、高い利便性を実現したソリューションが求められるという。
今回提供するソリューションは、標的型攻撃対策として有効なインターネット分離を、LinuxベースのDockerコンテナ技術を用いた仮想ブラウザー方式で実施。端末にはブラウザー画面を転送、表示しインターネットへの直接アクセスを遮断することで、マルウェア侵入リスクを限りなくゼロにし、高いセキュリティーを実現するという。
NECはApplication Platform for SCVXを、事前の評価・検証にもとづき、最適に設計・サイジングしてサーバーに構築。NEC Solution Platformsとして提供することで、品質の確保と導入期間の短縮を実現するとうたう。ライセンス体系を同時接続数にすることで、低コストでの導入・運用も可能にした。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります