週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

ハードウェアキャリブレーション対応

ベンキュー、32型4Kカラーマネジメント液晶「SW321C」

2020年05月22日 18時30分更新

プロ向け液晶モニター「SW321C」

 ベンキュージャパンは5月22日、「AQCOLOR」シリーズの新製品として、ハードウェアキャリブレーション対応、プロ向け32型4Kカラーマネジメント液晶モニター「SW321C」の予約販売を、銀一、ツクモ、ビックカメラ、ヨドバシカメラにて開始した。発売日は6月5日で、発売日以降は予約販売実施店舗以外のECサイト、販売代理店サイトでも販売予定としている。価格はオープンで、実売価格は25万円。

側面

 SW321Cは、最新のIPSパネルを採用したことで、反射が最小限まで抑えられ、写真や動画編集などのプロ向けAQCOLORシリーズ史上最高画質のモデル。HDR10/HLG対応で、10bitパネルおよび3D 16bit LUT(ルックアップテーブル)を採用。

 画面解像度は4K UHD(3840×2160ドット)、Adobe RGB 99%、Display P3/DCI-P3 95%、sRGB/Rec.709 100%カバーの表示性能を備える。CalMAN認証およびPANTONEカラー認証を取得しているほか、ビデオキャリブレーションソフトウェア「CalMAN」をサポートする。

 ハードウェアキャリブレーションに対応し、グラフィックカードの出力データを変更することなく、モニター内部の画像処理チップの調整が可能。グラフィックカード設定の影響を受けることなく、表示されている画像が元のコンテンツの一貫性を保てるという。

 Palette Master Element校正ソフトウェアとキャリブレーターを使用することで、カラー設定をカスタマイズし、モニターのカラーパフォーマンスを最適な状態に調整・維持できるという。SW321Cは従来のSWシリーズ製品と比べ、Palette Master Elementによるキャリブレーション時間が大幅に短縮されたとしている。対応プラットフォームはWindows 7以降、Mac OS 10.6.8以降。

 パソコン側で表示解像度を1080に変更することで、24Hzのリフレッシュレートに変換可能となり、 1080/24Pのリアル再生ができるという。通常モニターの60Hzリフレッシュレートによって生じるソース映像の歪みがなく、 24Pのフィルムコンテンツが正しいフレームで表示される。

取り外し可能な遮光フード(縦・横)を標準装備

 データ転送とPCへの60W給電が可能なUSB Type-Cポートを備える。取り外し可能な遮光フード(縦・横)を標準装備する。また、Adobe RGBモード、sRGBモード、モノクロモードを簡単に切り替えられるホットキーパックが付属する。ボタンはカスタマイズ可能で、他のモードや、明るさやコントラストなどのOSD設定を割り当てることもできる。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります