パナソニック サイクルテックは5月22日、兵庫県洲本市内で飲食店の料理を配達する「出前プロジェクト」に、電動アシストマウンテンバイク「XM1」「XM2」合計10台を、6月末まで無償レンタルすると発表した。新型コロナウイルスの影響で売上が低迷する飲食店の支援を目的としたもの。
出前プロジェクトは、淡路島でJリーグ入りの目標を掲げるサッカーチーム「FC淡路島」が地域貢献を目指して、洲本飲食組合とともに5月から開始したサービス。新型コロナウイルスで外出が厳しいなか、サッカーチームの選手たちが、飲食店の弁当・ピザなどを電動アシスト自転車で洲本市内の各家庭に配達する。
今回、無償でレンタルするXM1とXM2は、マウンテンバイクタイプの電動アシスト自転車。多段変速機と相性が良いとするスポーツ用モーターを搭載するほか、悪路を走破するためのサスペンションや太めのブロックタイヤを備え、街中や公道はもちろん、野山や林道も走行可能だという。
また、7月からはXM1とXM2の有償レンタルも開始する。場所は淡路島観光協会(洲本市) ウェルネスパーク五色。料金は4時間まで2000円、4時間以上3000円。期間は12月末日までを予定している。
FC淡路島の配達支援代表である赤堀氏は、「今回、人生で初めて電動アシスト自転車に乗りましたが、走るのが非常に楽しい上に、坂道でも問題なく走行できるので1回使ったらもう手放せません。この度は貸して頂きまして本当にありがとうございました」とコメントした。
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