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仮想ドライブの可用性と管理者機能のセキュリティーを強化

「ZENMU Virtual Desktop」、テレワークのPCセキュリティーを強化

2020年05月22日 16時30分更新

ZENMU Virtual Desktop概念図

 ZenmuTechは5月21日、テレワークでのPC利用を安全・快適・安価で実現するという「ZENMU Virtual Desktop」で仮想ドライブの可用性と管理者機能のセキュリティーを強化した新バージョン1.3の提供を開始した。

 ZENMU Virtual Desktopは、独自の秘密分散テクノロジーにより、PC上に仮想ドライブを作成し、仮想ドライブ内のデータをPCとクラウド上に分散管理する。盗難や紛失に気付いた時点で、本人や管理者がクラウド上の分散片へのアクセスを停止することで、ユーザーデータを物理的に復元できなくなるため、PCからの情報漏えいリスクを最小限に抑止できるとする。

 今回、仮想ドライブでより多くのデータを安全に保管して利用したいというユーザーの要望のもと、仮想ドライブに移動できるフォルダーの最大数を4から20に変更。また、30GBを超える仮想ドライブを作成可能にした。

 また、ZENMUクラウドサービスの管理者メニューのセキュリティー強化として、管理者アカウントがログインするときのSMS認証、管理者メニューにアクセス可能なIPアドレス制限の機能を追加した。

 さらに、オフラインストレージとして、新たにiPhone Bluetooth Low Energy(BLE)が利用可能となった。

 在宅勤務やテレワークの需要がますます高まる中、ネットワーク環境によるパフォーマンスの低下を防ぎ、快適な環境で生産性向上やエンドポイントでのセキュリティー強化を見直す企業が増えたという。本サービスは、PCのリソースを最大限利用するため、ネットワーク環境の影響を受けず、また、オフラインでの利用も可能。PC内には、無意味なデータしか残らないため、万一の盗難や紛失時も、情報漏えいを起こすことなく、また、発見時は、クラウドや外部ストレージの接続を再開するだけで、すぐにPCデータの利用が再開可能としている。

 同社は、5月末日までの期間限定でZENMU Virtual Desktopを無償で提供しているが、好評のため、申し込みから2ヵ月間の無償提供にて継続中。

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