ヤフーは5月20日、「Yahoo!天気・災害」において、全国各地の1時間ごとの熱中症危険度予報などをまとめたウェブサイト「熱中症情報」を公開した。
これまでYahoo!天気・災害では、「洗濯物が乾くか」「傘が必要か」といった情報や、夏季には熱中症指数とビール指数などをアイコンで分かりやすく表現する生活指数情報を1日ごとに表示していた。
熱中症情報では、全国各地の当日や1時間ごと、1週間の熱中症予報を、天気や気温などとあわせて確認できる。また、熱中症危険指数は、人体の熱収支に与える影響の大きい 気温、湿度、輻射熱(周辺の熱環境)それぞれの効果から算出される指標である「暑さ指数(WBGT)」に準拠し、米国基準の「より危険な水準(Extreme)」を採用した。これにより、日本基準での最高レベル「危険」よりも、さらに危険なレベル「極めて危険」を含めた6段階の危険レベルで熱中症予報を表示する。
ユーザーは、熱中症の危険がある時間帯をあらかじめ確認できるため、室内熱中症や夜間熱中症対策として熱中症情報を活用できるとしている。なお、熱中症情報は、パソコン・スマホのブラウザーからはもちろん、iOS/Android向けの「Yahoo!天気」アプリからもアクセスできる。
今年は、新型コロナウイルス感染症対策のため、例年より自宅で過ごす時間が多くなることが予想されるが、油断しがちな室内でも十分な熱中症対策が必要だ。また、外出が減ることによって体が暑さに慣れにくいことや、マスクの着用によって熱中症のリスクが高まる懸念も指摘されているという。
Yahoo!天気・災害は、天気予報はもちろん、熱中症や台風の情報など季節にあわせた情報を発信し、ユーザーの生活をより便利に、より快適にサポートするサービスとして、今後も機能改善や開発に取り組むとしている。
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