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ソースコードについて解説する勉強会も開催予定

コード・フォー・ジャパン、接触確認アプリ「まもりあいJapan」のソースコードを公開

2020年05月20日 08時00分更新

 コード・フォー・ジャパンは5月18日、接触確認アプリ「まもりあいJapan」のソースコードをオープンライセンスで公開した。

 まもりあいJapanは、厚生労働省が主体となり、新型コロナウイルス陽性判定者との濃厚接触ほか各種関連情報を迅速に通知する接触確認アプリを開発するという決定を受け、3月から同社がとりまとめ、有志のエンジニアらが開発してきたスマホアプリ。

 今回、これまで各専門家や関係各機関からのヒアリングを重ねながら培ってきた知見を活かしてもらうため、ソースコードを公開したとのこと。ソースコードはこちらから閲覧できる。

 また、これまでの開発経緯については、5月13日に同社が主催した「接触確認アプリ勉強会」でも公開している。

接触確認アプリ勉強会

 今後は、主に技術者の理解を深める目的で、ソースコードについて解説する勉強会を開催予定とのこと。勉強会では、プライバシーを守る実装について、わかりやすく解説するという。開催日時や詳細は、開発チームのnoteアカウント「まもりあいnote」に掲載予定。

 同社は今後も、関係各機関を尊重のうえ、状況を鑑みながら適時適切なかたちで、開発チームで培ってきたITエンジニアング・UIUX・ブランディング・セキュリティーなどの知見をオープンに提供し、多くの意見を取りまとめていくことで、各種提言などにつなげていく予定だという。

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