テレワークになって物欲が強くなった派?
それともなくなった派ですか?
テレワークの前と後で変わったことは多い。筆者は物欲がテレワーク前より顕著に増えた。もちろんアスキー編集者の例に漏れず、テレワーク前でも普通の人より物欲強めではあったのだが、現在、とにかく無駄に買い物をするようになってしまったのだ。
テレワーク前なら買いたい物、必要ないものなどを吟味していたのだが、今は「あれが欲しいかも」「もしかしたら、あれも必要かも」と思ったら通販サイト(Amazon.co.jpなど)を開いてポチっているのである。元々どちらかというと浪費家なので、通販サイトで使うカードの上限額は一番低い設定にしてあり、今までほとんど上限に達することなく過ごしてきたが、テレワークに入ってからというもの、約2ヵ月連続でカードストップ。なぜこのような事態になってしまったのかを考えたい。
まず考えられるのは、テレワークになったことにより、今まで会社にあったもの(備品など)が家にないため、仕事のためにと購入しているからだ。まとめて購入すればいいのだが、いざ必要になったときに「あ、これが足りない、よし買おう」と買い足しているため、細かい出費が多くなった。とはいえ、これは現時点ではほとんど揃ったので今後の出費は多くないだろう。
そしてなんといってもテレワークになったことにより、朝から晩までネットに繋ぎっぱなし&PCの前にいるため、Amazon.co.jpなどにアクセスする時間も増えたのも原因だ。会社で仕事をしていると、周りの目もあるためしょっちゅう通販サイトを見られるわけではない。しかし、家だとちょっとした息抜きに通販サイトにアクセスし、とくに必要もないのに「なんかあると役に立ちそう」という理由で購入してしまうのである。4K UHD Blu-rayも、なかなか観る時間もないというのにソフトだけどんどん増えていくし、ゲームはセール中のものを見つけるたびに「もしかしたら今後やるかも」と購入してしまっている。
極めつけが飲料だ。テレワーク前は編集部で缶コーヒーを1日4本くらい飲んでいた。正直、かなりの出費だったのだが、隣の席のミナミダから「サンプル百貨店が安くてたくさん買えていいぞ」と教えてもらったので、お茶48本セットを買って出費を抑えていた。家でも麦茶を作ったりしてたのだが、やっぱり別の飲み物が飲みたいと「ミルクティー48本セット」や、子どものためにと「カルピス原液12本セット」など、ばかすか購入してしまった。いくら安いといっても限度がある。
ほかには、先日BABYMETALがYouTubeでイギリス・ウェンブリーのライブを配信するということで、当時のグッズがリバイバル販売されたのだが、うっかりほぼすべてを購入してしまったのである(これはいつものことだが)。
物欲が抑えられないのは当たり前ながら筆者の意志の弱さもあるのだが、テレワークという特殊な環境がそうさせていると言える。また、コロナウイルスという未知の脅威に対して、「何かいろいろ準備しなきゃ」という強迫観念があるのかもしれない。そういえば、よく女性のストレス解消法に「ショッピング」とあるが、その気持ちもわかるようになった。たしかに高額商品を購入して家に届いたときの達成感というか所有感はとても気持ちがいい。
とはいえ、もらえる給料はコロナ前と変わらないのに、出費だけ増えていくのは危険だ。ここ最近はAmazon.co.jpで買い物をするとアレクサに通知がいき、それを妻が確認して怒られるため、徐々にではあるがAmazon.co.jpでの買い物は抑え気味になっている。この調子で、なんとか物欲を抑えていきたい。
ちなみに、編集部では買い物が多くなった派と物欲なくなった派に二分されているようだ。アスキー編集者が物欲なくなるなんて……。
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