メルカリと学校法人角川ドワンゴ学園「N高等学校(N高)」は5月13日から6月26日の期間、N高通学コース課題解決型学習(PBL)「プロジェクトN」の授業において、未来の価値交換を支えるビジネスやサービスを創造できるとうたう「Project 2040 – 20年後の価値交換を考える」を実施する。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防のため、インターネットを活用したオンライン授業で全国の通学コースの生徒を繋ぎ、学びの機会を提供するという。
メルカリは「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」をミッションとし、2017年に研究開発組織「mercari R4D(R4D)」を設立。「テクノロジーの力で価値交換のあり方を変えていく」をコアコンセプトに研究開発を実施している。本授業は、R4Dと東京大学インクルーシブ工学連携研究機構の共同研究テーマである「価値交換工学」を背景に企画した。
近年ではテクノロジーの進化によって、「信用」や「暗号資産」など、貨幣だけではない価値交換が実施されている。メルカリとN高は、プロジェクトNの授業を通して、生徒たちが大人として生きる20年後の未来はどのような形になっているのか、どのようなビジネスやサービスがあったら良いのかを考える機会を提供するという。最終の成果発表では、全国から選抜された案をN高生が、メルカリ役員に直接プレゼンテーションする。
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