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国内医療関係者への支援施策

ソニー、医療用フェイスシールドの製造・寄贈、人工呼吸器の生産支援を開始

2020年05月08日 17時30分更新

 ソニーは5月8日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療に従事している国内の医療関係者への支援施策として、医療用フェイスシールドの製造と無償提供、人工呼吸器の生産支援の開始を決定したと発表。

医療用フェイスシールド

 医療用フェイスシールドは、メディカル部門で手掛けている医療用3Dモニター用アイシールドをフレーム部に流用。すでに製造を開始しており、医療機関などの応募受付や配送において、エムスリーと連携する。

 エムスリーの運営する医療従事者向けウェブサイトにおいて、5月8日から日本全国の医療機関などからの応募を募り、5月中旬以降、週に約5000セット(フレーム約5000本、シールド約5万枚)、合計約4万セットを寄贈するとのこと。

アコマ医科工業 成人用人工呼吸器ART-21EX

 人工呼吸器の生産支援は、ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズにおいて実施。アコマ医科工業と提携し、同社が開発・設計した人工呼吸器の生産を受託する。

 7月から量産を開始し、9月中に500台を生産する計画とのこと。なお、今回の人工呼吸器の生産支援は日本政府の呼びかけに対応するものであり、今後も状況に応じて、ほかの人工呼吸器メーカーからの生産受託の可能性を検討するとしている。

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