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オススメPCゲームの探し方、30~40代が懐ゲー、再デビューでやり込みまくれるタイトルが見つかる!

2020年05月02日 13時00分更新

自宅にPCさえあれば、仕事以外にもゲームもプレイして、暇な時間を有意義に過ごすこともできる!

 COVID-19の影響で、外出自粛が呼び掛けられる中、家での娯楽は限られる。世間では、暇を潰すのにNintendo Switch(以下Switch)が売り切れているが、テレワークのためなどで、自宅でパソコン(PC)を扱う人も増えてのでは? そこで、今までプレイしていなかった、以前はゲームをしていたが最近はプレイしていなかった30~40代をターゲットに、連載形式でオススメなPCゲームを紹介したい。

 第1回目となる本稿では、PCゲームはどういった入手方法があるのか、どういったジャンルがあるのかなどを軽く紹介してきたい。

ネット環境があれば自宅で入手できる

 昔ゲームをプレイしていた人だと、ゲームは量販店や専門店に行ってパッケージを購入してインストールする、というイメージを持っている人もいると思うが、スマートフォンやPlayStation 4(以下PS4)のようなコンシューマーゲーム機であってもダウンロードしてプレイする時代、当然PCゲームもダウンロードしてプレイするのが主流だ。

 今だCDやDVDといったメディアでインストールする製品もあるし、特別版のように特典アイテム付きでパッケージ販売している製品もあるが、そうした製品もネットで購入してもらえれば、自宅で入手可能だ。

パッケージ版にはアートブックやストラップなどの特典が入っていて、ゲーム自体はコードでダウンロードなんてパターンもあるが、量販店やゲーム専門ショップにて購入も可能だ

 または、セガの『ファンタシースターオンライン2』(PSO2)のように、ゲーム専用のクライアントをダウンロードし、ゲームをインストールして遊ぶものもある。

アカウントを作成し、クライアントをダウンロードして遊ぶタイプのオンラインゲームは、PSO2のように基本無料で遊べるタイトルまたは月額有料のタイトルがある

PCゲームを探すのにオススメな
世界最大級のプラットフォーム「Steam」

 PCゲームは、いろんな入手方法があるが、もっともポピュラーで、数多くのゲームを選べるのが、大手のゲームプラットフォームから入手する方法だ。国内の大手ゲームメーカーのタイトルも、最近ではPS4やSwitchと同時にPC版を発売し、その配信先として選ばれるのが、世界最大級のPCゲームプラットフォームの「Steam」だ。

Steamでは世界中のPCゲームやアプリが数多く配信されている

 Steamは、アメリカの企業Valve社が運営し、昨年1月にはゲームの配信総数が3万本を突破したことを明らかにした。Steamは、そのゲームの配信数の多さもさることながら、割引率の高いセールを行なうことも魅力のひとつ。毎日何かしらのゲームが20%から、中には90%とかなりお得なセールが行われており、ついつい買いすぎるという人も。

ホーム画面のスペシャルからセールタイトルの一覧に遷移できる。かなりの数のゲームが毎日のようにセールされているので、「話題の新作」や「売上トップ」から確認していくとイイだろう

メーカーを指定してゲームを探すのもアリ!

 最近では、スーパーファミコンで発売していた聖剣伝説3のリメイク版『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』のように、かつての名作をリメイクした作品も数多くPC版として配信されている。Steamでは、スクウェア・エニックスのような開発(デベロッパー)、販売(パブリッシャー)メーカーが、自社ページをSteam内に作成するベータ機能も搭載。スクウェア・エニックスなどは、ページが作成されており、ジャンルごとなどにSteamで配信されている同社のゲームを探せたりするので、このメーカーの他のゲームもPCでプレイしたい、という人は、ぜひ活用してみよう。

『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』は、4月25日にSteamにて配信が開始された。4Kの高解像度、120fpsの高フレームレートプレイに対応している

『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』などの、各ゲームの開発元、パブリッシャー名をクリックすると、各社が作成したまとめページに遷移する。メーカーごとにゲームを探したい人は活用しよう

 PCゲームと一言で言っても、どれぐらいのスペックが必要なのか、気になる人もいるだろう。確かに、テレワーク用に購入した一般的なノートPCなどでは、最新のゲームエンジンを採用してリブートした新作ゲームをプレイするのは難しい。

 各ゲームごとに、推奨、最低のスペックが示されているので、具体的にはそこを参考にして欲しいが、たとえばスクウェア・エニックスだと、2Dドット絵のまま移植した『クロノ・トリガー』であれば、CPUが「Core i3(2.3GHz)」で、グラフィックがCPU内蔵の「Intel HD Graphics 530」と、7~8万円くらいのノートPCでも事足りる。

懐かしのゲームであれば、今のPCならCPU内蔵GPUでも快適にプレイできる(もちろん推奨環境以上なら)。価格も1980円と安価

 また、解像度を1280×720ドットなど、画質設定を落としてプレイすれば、最新ゲームも5~6年前のゲーミングPCで快適に動いたりするので、最新ゲームも今後プレイしていきたいなら、この機に自宅PCを10万円前後のコスパの良いゲーミングPCにするか、今あるPCでレトロゲーム中心に遊んでみるとイイだろう。

一般的なPCでもブラウザーゲームならOK
DMM GAMESからもゲームがたくさん見つかる

 PCゲームプラットフォームは、Steamだけではなく数多くあるが、今回は簡単な紹介なので割愛したい。PCで遊べるゲームだと、他にはブラウザーゲームやクラウドゲームなどもある。ブラウザーゲームでは、DMM GAMESが数多くゲームを配信している。

DMM GAMESでは、同社独自のタイトルからサードパーティーのスマホゲームの移植タイトルまでさまざまなゲームが配信されている

 DMM GAMESでは、ブラウザーゲームのほか、スマホゲームの移植作、海外のPCゲームのローカラーズ作品が数多く配信されている。ブラウザーゲームの場合は、対応ブラウザーで即プレイでき、スマホゲームの移植作品やPCゲームは、同社独自の「DMM GAME PLAYER」経由で起動する。ブラウザーゲームの多くは、同社のアカウントで紐づけられ、スマホアプリ版があるタイトルの場合は、そのまま同じデータで外出先ではスマホで遊べるのが利点だ。

 また、14日間無料で遊べ、その後月額980円でプレイできる「GAME 遊び放題」では、400タイトル以上のPCゲームが遊べる。割と最近の作品もあるが、『METAL SLUG3』や『ワールド・ネバーランド』など、昔の名作タイトルも多いので、テレワーク中のノートPCを使って、暇つぶしにかつてプレイできなかった名作を遊びたい、という人にもオススメだ。

DMM GAME PLAYERでは、サブスクリプションサービスである「GAME 遊び放題」にて、400タイトル以上のゲームを月額980円でプレイできる。また、R18版も含む月額2980円で3000タイトル以上が遊べる「GAME 遊び放題 プラス」にも加入できる

 ゲームはジャンルによるが、やり込み要素の多いMMORPGやアクションRPGは、時間がある時にしかプレイできず、なかなか平時にはプレイし辛い。昨今は、外出自粛でストレスもたまるが、そんな時だからこそ自宅でゲームも、気分転換の娯楽としてはもってこいではないだろうか。

 次回以降は、最近流行りの名作のリメイク作品や、映画作品を題材としたシューター、大規模戦のあるアクションRPG、大人でも楽しめる格闘ゲームなど、30~40代が楽しめる厳選したPCゲームをレビューしていきたい。たまにはPCでゲームでもプレイしてみるか、と思っている人は参考にして欲しい。

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