CUVEYESは4月30日、同社が展開するウォーキングアプリ「SPOBY」を導入している企業において、1日の平均歩数の低下を確認し、データを公表した。
新型コロナウイルスの影響により発令された外出自粛要請にともない、各地ではリモートワークが推進されている。ウイルス予防には「手洗い」、「十分な睡眠」、「腸内環境を整える食事」と同時に、「適度な運動」が免疫力を高め、ウイルス感染から身を守ることができるとされているが、リモートワーク開始日から顕著な歩数の低下が確認されたとのこと。
1月と比較して、3月は1日平均1211歩の低下となっており、こうした状況が習慣化された場合、医療費の増大も予想されるという。
SPOBYは、運動をゲーム感覚で楽しめるというアプリ。ユーザーは、スマホを持って歩くと獲得できる「ジュエル」を、スポンサー企業からの報酬(リワード)と交換できる。
2019年7月からは、法人企業の健康経営や自治体の住民の健康増進を目的としたサービス「SPOBYプラス」も稼働し、大手メーカーや大規模自治体などでの採用が進んでいるとのこと。
また、CUVEYESは、リモートワーク推進により懸念される従業員の運動不足を解消する1つの手段としてSPOBYを活用しているシュア・ジャパンの取り組みを紹介。
シュア・ジャパンは、従業員に対して「密閉」「密集」「密接」の3密を避けることを前提としたうえで、適度な運動を推奨している。SPOBYを活用し、可視化される運動量データを確認したうえで、達成徒歩数に対しての報酬として健康食品をはじめとする、健康活動を支援する物資を提供することで、従業員の運動意欲を刺激させ、低下傾向に歯止めをかけることを目指しているという。
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