幼稚園・保育園・小学校などの教育機関向けインターネット写真販売サービス「はいチーズ!」を提供する千は4月27日、緊急事態宣言による保育園・幼稚園等の休園や登園自粛を受け、子どもの自宅での過ごし方を悩む家庭向けに「はいチーズ!オンライン保育園」のサービス提供を開始した。
本サービスは、オンライン上で先生と子どもたちが双方向に参加できる保育園。新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言等で子どもたちを預かる園は休園措置を開始し、子どもたちの学びや触れ合いの機会が減少している。家庭でそれら補完することは難しく、休園が長引くほど子どもたちが抱えるストレス軽減を考え、実施に至ったという。
はいチーズ!オンライン保育園では、日々子どもたちの笑顔を撮影するため、子どもを笑顔にするスキル抜群のはいチーズ!カメラマンと元保育士が集結し、オンラインでできる工作やダンスなど双方向で子どもが楽しめるプログラムを提供する。普段の生活では出会えなかった人々や体験に触れることで、子どもの好奇心が刺激されるという。
30名限定のリアルタイム配信を採用し、保育園さながらの「はじめのあいさつ」では、先生が子どもたち一人ひとりの名前を呼んで出席を取ったり、子どもの呼びかけに先生が答えることもできる。ほかの参加者の声も聞こえるため、実際の保育園に近い触れ合いを楽しめるという。
参加特典として、参加者に記念撮影した集合写真データを送付する。記念に写真を届けることで、家族内で写真を見ながら「今日はどんなことをしたの?」「折り紙よくできたね~!」などコミュニケーションが増加することを想定しているという。
テスト実施後の感想として、「他の参加者の声が聞こえたり顔が見えたり、先生と会話できるのは、ユーチューブ等の動画と違い新鮮でよかったです」「あまり外に出られないためか、特にダンスが楽しかったようです」などの声が寄せられたという。
対象年齢は3~6歳、5~7歳。所要時間は45分~1時間で、参加費は1100円。家族で1枚のチケットとなり、兄弟がいる場合は1枚のチケットで参加できる。支払い方法はクレジットカードのみ。無料のオンラインミーティングアプリ「Zoom」を利用できる環境が必要となる。
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