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4K&120fps対応!懐かしさを残した『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』のSteam版をレビュー

2020年05月02日 15時00分更新

悩んだ末に主人公はリースでプレイ

 聖剣伝説3は、かつて世界が暗黒に閉ざされていた頃に、マナの女神が、世界を滅びに導く8つの災厄の化身である「神獣」を「マナの剣」によって打ち倒し、8つの要石の中に封印。そして、マナの女神は、樹に姿を変えて眠りに付く。永い年月が過ぎ、8つの要石から再び神獣を解き放ち、神をも超える力を手に入れ、世界を我が物にしようと企む者達が現れたことで、物語が始まる。

 物語の大筋はほぼ同じだが、パーティーの組み合わせにより、会話の中身も変化する。また、本作には本編クリア後に、新エピソードも追加されているという。

 まず、6人もキャラクターがいるので、主人公は誰にするか悩む。主人公は草原の国フォルセナの傭兵「デュラン」、魔法王国アルテナの王女の「アンジェラ」、ビーストキングダムを統べる獣人王の息子「ケヴィン」、聖都ウェンデルの光の司祭の孫娘「シャルロット」、砂の要塞を拠点とする義賊、ナバール盗賊団のシーフ「ホークアイ」、そして風の王国ローラントの王女にして、国家を守るアマゾネス軍のリーダー「リース」。

ゲームを始めるとまず、主人公、その後パーティーメンバー2人の計3人を選ぶことになる

 オリジナル版をプレイした当時は、確か戦闘が強そう!という単純な理由で最初はケヴィンを選んだ覚えがある。しかし、ここはリースを選択。オリジナル版で、リースを主人公にしてバフ要因として、全体デバフ要因にホークアイ、回復要因シャルロットの組み合わせが強かった、という印象があったため、この3人に決定。

夜(シェイドの刻)になるとウェアウルフになり攻撃力が増すケヴィン。相変わらず戦闘力はピカ一だっ!

 世の中の評価的には、シャルロットは闇方向にクラスチェンジを進めて「ネクロマンサー」がオススメというが、リースのバフと、ホークアイのデバフに加えて、ビショップの「マジックシールド」をかけると、かなりラスボスの攻撃を抑え込めていた記憶があるので、それを試したかった。ということで、メンバーは決定。

初プレイに選んだメンバー

 ちなみにゲーム開始前には、難易度もハード、ノーマル、イージー、ベリーイージーから選べる。ベリーイージーだと、全滅してもその場で復活できるので、アクションゲームは苦手だ、とりあえずサクサク進めて物語だけ楽しみたいという人でも安心だ。

 ゲームがスタートすると、まずは各キャラクターのオープニングストーリーが展開される。リースなら、ナバール盗賊団が攻めてきて、弟のエリオットがさらわれ、父王が崩御し、王国が滅んでしまう。

国が滅び、亡き母に思いを馳せながらエリオットを探す旅に出るリース

 やはり、スーファミのオリジナル版をプレイした人なら共感できるだろうが、声が付いたことでも、ドラマチックなストーリーにより深みが増したように感じる。

たくさん隠されているアイテムを拾い尽くそう!

 本作では、町やダンジョンと、いたるところにアイテムが落ち(光っているところで入手可能)ていたり、破壊できるツボ、宝箱があるので、初めて訪れた町は、必ずくまなく探索しよう。物語の進行に合わせて、町が滅びたりすると、滅びる前とは別のアイテムが配置されていたりするので、高いところから、光っているところがないか確認しよう。

水の中や建物の上などにもアイテムが落ちていたり、ツボや宝箱がある。建物の隙間、不自然に縦長の横道などがあった場合は、とりあえず行ってみるとイイだろう
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