LITALICOは4月25日、年長・小学生~高校生がプログラミングやロボット製作を学べるIT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」において、自宅から参加できるオンライン形式のサービス「LITALICOワンダーオンライン」を開始した。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、LITALICOワンダーでは、4月11日より、オンライン形式での授業を実施し、これまで1500人以上の子どもが参加。授業後のアンケートからは、「自宅では子供の集中力が心配でしたが、教室と変わらず、もしかしたらそれ以上に90分集中できていた」「最初は本人も戸惑いあったが、間もなく慣れて、驚くほどにイキイキとしていた」などのコメントが寄せられたという。
LITALICOワンダーオンラインは、スクール(月謝型)形式と短期パッケージの2つから選べる。
■スクール(月謝型)形式
スクール(月謝型)形式は、生徒2~4人に対して、スタッフが1名サポートする少人数形式。ゲーム&アプリプログラミング、ゲーム&アプリエキスパートの2つが開講する。スクール形式の場合、別途、入塾金・教材費・運営費が必要となる。
・ゲーム&アプリ プログラミングコース
パソコン・スマートフォンで遊べるゲームやiPhoneアプリの制作を通して、プログラミングの基礎となる考え方を身につける。
対象年齢:小学1年生~高校生
授業料:2万円(税抜)
所要時間:90分×全4回
・ゲーム&アプリ エキスパートコース
Unityを使ったスマートフォン向け3Dゲーム・VRゲームの製作や、HTML/CSS/JavaScriptを使ったウェブ制作。プログラミングの基礎を身につけた子どもが、より応用的・発展的なものづくりを目指すコース。
対象年齢:小学3年生~高校生
授業料:2万4000円(税抜)
所要時間:90分×全4回
■短期パッケージ
短期パッケージは、オリジナルアプリ制作や3Dモデル・ゲーム制作など、既にやりたいことや目的が明確な子ども向けの短期パッケージ。4つのコースラインナップが用意されている。
・オリジナルアプリ制作&リリースコース
「ウェブアプリ」「スマホアプリ(Android)」から選択して制作し、3ヵ月間で作品を全世界にリリース。アプリのリリース前には、プロのプログラマーからの作品フィードバックもあり、実社会に近い体験とスキル獲得ができるため「将来はプログラマーに」という気持ちが芽生え始めた子どもにおすすめとしている。完成に至らない場合も、プラス1ヵ月のサポート期間がある。
対象年齢:小学3年生~高校生
授業料:18万円(税抜)
所要時間:90分×全12回(3ヵ月間)
<・Unityで3Dモデル制作+3Dゲーム開発コース/p>
プロも使う「Unity」を使用し、マウス操作やタイピングでゲームを制作する。画面の操作、3Dモデルの制作、3Dゲームのプログラミング、とスモールステップで達成感を積み重ねながら進められる。「自分で3Dモデルもゲームもつくってみたい!」というテキストコーディングが初めての子どもに適したパッケージ。
対象年齢:小学3年生~高校生
授業料:2万4000円(税抜)
所要時間:90分×全4回
・プログラミングで解決!教科学習コース
学校教科に関連したテーマ課題を、ものづくりや・プログラミングを通して学んでいくコース。例えば「デジタルアートと鑑賞(美術)」「算数をゲームで面白くしよう!」など、学校教科に関連したテーマに取り組む。
対象年齢:小学3年生~中学生(コースによって対象年齢が異なる)
授業料:2万円(税抜)
所要時間:90分×全4回(1テーマを4回)
・【ロボット付き】AI搭載ロボットプログラミングコース
AIを搭載した「Codey Rocky」でロボットプログラミングに挑戦できる。音声認識やセンサーを駆使して動きやプログラミングが可能。Scratchをベースに開発されたブロック型プログラミングで制御し、コードを「Python(パイソン)」に変換して学ぶことも可能な発展型教材。
対象年齢:小学1年生~中学生
授業料:2万5000円(税抜)
所要時間:90分×全3回(AI搭載ロボット「Codey Rocky」付き)
スクール(月謝型)へのオンライン通塾を検討中の人や、短期パッケージコースの選択に迷った人向けに、特別体験授業も用意。 Scratchを使ったゲームクリエイターデビュー体験、Unityを使った3Dゲーム開発体験が体験できる。いずれも全1回、有料。
なお、LITALICOワンダーオンラインの受講に当たり、カメラ・マイク付きのPC1台(Windows 8.1以降、Mac OSX 10.5以降推奨。その他のOSについては事前に要問い合わせ・カメラとマイクは外付けでも可)、ネットワーク環境を準備する必要がある。
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