プレイドは4月24日、同社のCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」にて、ウェブチャットの機能を主としたオンラインサポートの迅速な立ち上げ・開始を可能にする「いますぐ始めるKARTEオンラインチャット」の提供を開始した。
新型コロナウイルス感染症の影響により、あらゆるサービスのオンライン利用が急増しており、事業者には、オンラインに不慣れでサポートを要するユーザーの増加、WFH(Work From Home)環境下でのカスタマーサポート体制の構築といった新たな課題が生まれているという。今回、KARTEを利用中の企業のみならず、新規に申し込んだ企業・政府機関・非営利団体を対象にKARTEのチャット機能を主としたオンラインサポート機能を提供し、コロナ禍でも顧客に寄り添い価値提供を継続したいという事業者の取り組みを支えるという。
今回提供を開始したオンラインチャット機能は、オペレーター1名から質の高いユーザー対応が可能としている。チャットで問い合わせをしている顧客の行動履歴を確認し、ユーザー属性や対象ページ、対象シーンを絞ったり、上限対応数を設定したウェブチャットの表示に対応する。
チャットボットを使うことで、多面的なサポートを自動化し、商品の詳細説明や個別相談など人が介在する価値が高い業務にリソースを集中することができ、営業時間外の即時返信も可能。
ユーザーが困りやすい内容についてのFAQを案内し、それだけでは解決できないお問合せをウェブチャットで人が対応するといった適切な導線を設計。頻出する質問を簡単にFAQに反映することも可能だ。
同サービスでは、オンラインサポートを「1.計測タグの設置」「2. FAQ/チャットボットのセットアップ」「3. ウェブチャットのセットアップ」という3ステップで開始できる。ウェブチャットやFAQにはKARTE独自のシナリオテンプレートを活用するため、追加開発は必要ない。チャット応対マニュアルやチャット応答時の定型文サンプルを用いることも可能で、有人のオペレーションも安心して素早く始められるという。
2020年7月末まではパッケージ利用料は無償で提供する。また、運用開始に向けたシナリオの設定レシピも用意。更に手厚いサポートで迅速な立ち上げを希望する場合には、プレイドにて以下を実施するセットアップサポート(有償:15万円から)も用意されている。
・FAQ/チャットボットの独自シナリオ構築サポート
・初心者向けのオンラインチャットトレーニングレクチャー
・施策開始後の運用ガイド
訂正とお詫び:掲載当初、キャプションに一部誤りがありました。訂正し、お詫びいたします。(4月28日 15:20)
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