INJUSは4月23日、建設業務管理システム「ケンカツ」にZoom会議を生成する機能を追加したと発表した。
ケンカツは同社開発の建設業務管理システム。建設事業者同士の交流をシステム面でサポートし、建設業を皮切りに役所・クリニック・対面接客業・教育機関などに提供するとしている。
また、懸念されるセキュリティーについても運用面での対策を講じたという。Zoom自体のプログラムに干渉することはできないが、運用面を改善することで対策を実施。今回のアップデートでは、ケンカツ管理システムからZoom会議を生成し、相手のLINEに会議室URLの招待を送る。その際にURLのようなセキュアな情報を「ボタンUI」に隠して共有する仕様とした。テキストやリンク取得可能な形式で配信することがなくなるため、いわゆる「Zoom爆撃」の機会を大幅に軽減出来るとしている。
このほか、毎朝9時と会議開始30分前・1分前にチャットボットが自動でリマインドメッセージを送信する仕様などを追加。商談や採用、段取り、問い合わせなど、本格的なビジネスシーンにおいて活用できるようにZoomのAPIドキュメントを読み込み、4つほどの連携スキームを用意しているという。
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