週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

3ドライバーのAONIC 5はフィルター交換で音の変化も楽しめる

Shureが新世代有線イヤホン「AONIC 5/4/3」発表、初のハイブリッド型も

2020年04月24日 15時00分更新

AONIC 5(写真はレッドモデル)

 シュア・ジャパンは4月24日、オーディオファン向けの有線イヤホン「AONIC 3」「AONIC 4」「AONIC 5」を発表。4月25日から日本市場と中国市場で先行販売する。

Shureで最も小型のAONIC 3

AONIC 3

 AONIC 3は、バランスド・アーマチュア(BA)型ドライバー1基を備えた、Shure製品で最も小型のイヤホン。過去の名機「E4c」ゆずりの装着感のしやすさに加え、着脱式ケーブルによって、付属のマイク・リモコン付きケーブルのほか、サードパーティ含めたMMCX端子付きケーブルへの交換が可能となっている。

 インピーダンス28Ω。周波数帯域22Hz~18.5kHz。感度108dB/mW、MMCX端子装備というスペックで、予想実売価格は2万円強。

Shure初のハイブリッド型AONIC 4

AONIC 4

 AONIC 4は、Shureとしては初のハイブリッド型ドライバーを搭載。BA型1基・ダイナミック型1基のドライバーを組み合わせている。インピーダンス7Ω。周波数帯域20Hz~19kHz。感度106dB/mW、MMCX端子装備というスペックで、予想実売価格は3万円台半ば。

3色のカラバリが用意され、フィルター交換できるAONIC 5

AONIC 5(クリアモデル)

 AONIC 5は、3基のBA型ドライバーを使用する上位モデル。低域用に2基、高域用に1基を使用した2ウェイ構成で、着脱式ノズルを変更することで、「バランス」「ウォーム」「ブライト」の3種類のトーンバランスに調整できる。従来機で言うと「SE535」のドライバー構成・設計を踏襲しつつ、「SE846」のカスタマイズ機能を追加したものととらえられる。

ブラックモデル

レッドモデル

 インピーダンス36Ω。周波数帯域18Hz~19.5kHz。感度117dB/mW、MMCX端子装備というスペックで、予想実売価格は6万円弱。レッドモデルの販売は少し先になるという。

 Shureのグローバル・プロダクトマネジメント部シニアカテゴリー・ディレクターのマット・エングストローム氏は「Shureのリスニング製品ポートフォリオは長年、音響性能、耐久性、信頼性を主な特長としてきました。新しいAONICイヤホンの開発に当たっては、オーディオファンから通勤・通学者、カジュアルリスナーまで、現代のリスナーのニーズや要望を反映して各フォームファクターを作り込みました。Shureの着脱式デザインとプレミアムサウンドクオリティー、さらには現代的なインダストリアルデザインが相まって、ワイヤードラインとして技術的に最先端のイヤホンに仕上がっています。」と語っている。

画像提供:Shure Japan Limited

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります