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ソニー「WF-H800」は完全ワイヤレスイヤフォンの新スタンダードだ!

2020年04月23日 10時00分更新

 完全ワイヤレスイヤフォンを5000円以下で買える昨今、ソニーの新モデル「WF-H800」はそれらに比べると高価です。オトナのワタシでもそう思います。でも本製品にはそれだけの価値があるんです。

ソニー「WF-H800」直販価格2万2000円(税別)

なにはさておき音がいいのですよ

 スペック的には、CDやMP3などの圧縮音源やストリーミング音楽&動画をハイレゾ級に高音質化する「DSEE HX」機能がウリとなっていますが、WF-H800はそもそもイヤフォンとしての素性がいいのです。高音質6mmドライバーを搭載し、低音から高音までバランスよく音が出ており、解像感の高さ、重低音の迫力も申し分ありません。この音作りのノウハウは、イヤフォン市場に参入したばかりのメーカーに真似できるものではないですね。

相対性理論の「天地創造SOS」では、ボーカルのやくしまるえつこさんの歌声が艶やかな臨場感で楽しめます。特に息継ぎ音がたまりません

デザインがまたソニーらしく攻めています

 WF-H800にはレッド、ブラック、アッシュグリーン、オレンジ、ブルーの5色が用意されており、好みに合わせて選べますが、特にレッドモデルの赤と黒のコントラストは非常に鮮烈です。老若男女問わず似合うカラーだと思うので、ぜひ臆せず選んでいただきたいですね。

WF-H800のレッドは、ソニーの完全ワイヤレスイヤフォン全モデルのなかでもっとも攻めているカラーです。オッサンが装着していても唯一許されるのが派手なカラーのイヤフォンというのはオッサンのひいき目ですか?

パッケージには、充電ケース、本体、ハイブリットイヤーピースロング(SS、S、M、L各2個)、USB Type-Cケーブル、取扱説明書、使用上のご注意/主な仕様、保証書が同梱されています

充電ケースがコンパクト&軽量化!

 そして充電ケースが、実測約74×28×44mm、重量約48gとぐぐっとコンパクト&軽量化されました。ノイキャン搭載の完全ワイヤレスイヤフォン「WF-1000XM3」の充電ケースより一回り小さくなったので、ズボンの前ポケットにもすんなり収まります。WF-1000XM3ユーザーとしては買い換えたくなるほどうらやましい進化点です。

新規充電端子の採用、本体と充電ケース内のレイアウトを見直したことにより、本体とケースの小型化を実現したとのことです

 WF-H800はWF-1000XM3からノイズキャンセリング機能を削ったという位置づけの製品です。カナル型のイヤフォンであれば装着するだけで耳栓的に機能するので、少し小さめに環境音楽を流すだけでも外音をシャットアウトできます。本体カラーが豊富で、音質自体はWF-1000XM3と遜色ないWF-H800は、完全ワイヤレスイヤフォンの新スタンダードと言えます。

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