KDDIは4月15日、新型コロナウイルス解析プロジェクトに参加して「KDDI クラウドプラットフォームサービス(KCPS)」の一部サーバーの提供を発表した。4月6日から提供を開始している。
新型コロナウイルス解析プロジェクトは、タンパク質解析の分散コンピューティングプロジェクトである「Folding@home」において進められており、分散コンピューティング環境を活用して分子動学シミュレーションで新型コロナウイルスの解析や治療薬の開発に貢献するという。
KDDIでは法人向けに提供しているクラウド基盤であるKCPSの未提供部分のサーバーを提供することによりプロジェクトの演算能力向上の一助を担う。なお、提供するリソースはKCPSで制御しているため、KCPSを利用ユーザーへのサービス品質に影響はないとしている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります