週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

アキバの老舗ショップ「テクノハウス東映」が来月末に移転

2020年04月04日 10時00分更新

 フラッシュメモリーなどに強い、アキバでも老舗ショップとして知られる「テクノハウス東映」が来月に移転することが分かった。5月24日(日)をもって現在地での営業を終了、翌5月25日(月)より移転オープンの予定だ。

老舗ショップのテクノハウス東映が移転! 見慣れたアキバの風景がまた変わることになりそうだ

 創業1946年の東映無線株式会社が運営するショップで、現在入居する末初ビルにて実に33年間営業を続けてきた。近年はPCパーツ系などの取り扱いが減っていた一方で、フラッシュメモリーに強いショップとして知られており、入荷の早さと多数の特価品で注目を集め続けてきた。

 移転先となるのは、東京ラジオデパートにある東映無線ラジオデパート店(現在は休業中)の場所。店舗面積はだいぶ狭くなってしまうが、ショップによれば「アイテム点数は少なくなるが、取り扱いのカテゴリーは変わらず、同じ感覚で買い物をしてもらえるようにしたい」とのこと。

現在のテクノハウス東映の店内。現在地での営業終了まで、移転セールが行なわれる

移転先は、現在改装のため休業となっていた、東映無線ラジオデパート店の場所だ

 移転後の店名はテクノハウス東映から変わらず、営業時間は10:00~19:00となる見込み。同店では移転する5月24日まで「移転セール」を行なうほか、移転オープン後もセールを予定しているという。なお、近隣で営業している系列店の東映ランドは、今後も変わらず同じ場所で営業する。

 ちなみに同店によると、移転の理由は「テナント契約の問題」という。また、「ザ・コンことLAOX THE COMPUTER館の閉店後、人の流れや周辺の客層が変わってしまった」という理由も根底にあったようだ。通い慣れた場所から東映の看板がなくなるのは寂しいが、ここは移転後のリニューアルを楽しみに待ちたい。

【取材協力】

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります