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設置性がアップ

JBL、銘機の復刻版を小型化したブックシェルフ型スピーカー「JBL L82 Classic」

2020年04月02日 18時30分更新

 ハーマンインターナショナルは4月2日、オーディオブランド「JBL」から、8インチ(200mm)径2ウェイブックシェルフ型スピーカー「JBL L82 Classic」を発表した。価格はペアで27万5000円で、5月中旬より発売する。

専用スタンド(別売り)設置時

 本製品は、1970年代に発売された「JBL L100 Century」の復刻モデルである「JBL L100 Classic」(2018年発売)を、小型化したモデル。アイコニックなデザインはそのままに、長年のスピーカー開発で培われた最新の技術と音響設計を惜しみなく投入したモダンクラシック・スピーカーをうたう。

設置性を高めたコンパクトデザイン

 低音域用ウーファーには上位モデルL100 Classicに採用された「JW300PW-8」をダウンサイジングし新開発された8インチ(200mm)径ウーファーユニット「JW200PW-6」を搭載。高剛性アルミダイキャストフレームが大きな振幅をしっかりと抑制し、レスポンスの良い低域を再生するという。また、高音域用にはL100 Classicと同一の1インチ(25mm)径ピュアチタン・ドームツイーター「JT025Ti-4」を採用。JBLならではの明るく伸びやかなサウンドが特長としている。

低音域用ウーファー・ユニット「JW200PW-6」を搭載

伝統のピュアチタン・ドームツイーター「JT025Ti-4」

 また、これらを上位モデル同様に堅牢なキャビネットにマウントし、適切なエネルギーバランスで再生するよう高品位なネットワーク回路によりチューニング。さらに、ポート両端に開口部に大きなフレアを設け、空気の流出入に伴うポートノイズを大幅に低減したバスレフポートをフロントバッフル面に設置することにより、スピーカーの周囲に壁などの障害物がある場合でも音質への影響を最小限に抑えられるという。

 耐候性を高めた新設計のQuadrex Foamフロントグリルを採用し、カラーはブラック(BLK)、オレンジ(ORG)、ダークブルー(BLU)の3色のバリエーションを用意。別売のグリルを追加購入することで手軽にイメージチェンジもできる。価格はペアで2万2000円。

専用スタンド「JS-80」

 スチール製の専用スタンド「JS-80」も別売りで用意される。仰角を付けることでツイーターの指向性軸をリスニング・ポジションに向け、周波数レスポンスと音像、音場の再現性を最適化するという。価格はペアで3万3000円。

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