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MMCX端子搭載で、着脱可能なアダプタータイプ

Shureが初の完全ワイヤレスイヤホン「AONIC 215」を発表

2020年04月02日 13時00分更新

 シュア・ジャパンは4月2日、Shureブランド初の完全ワイヤレスイヤホン「AONIC 215」を発表した。AONICはエオニックと読む。発売は4月3日。価格はオープンプライスで、店頭での販売価格は3万円台前半になる見込み。

 AONIC 215は、既発売の「Shure SE215」にMMCXコネクター対応のイヤーフック型ワイヤレスモジュールをつけることで、完全ワイヤレス化している。近日発売予定のセキュア・フィット・アダプター「RMCE-TW1」(予想実売2万円台後半)を使えば、「SE846」「SE535」「SE425」など、既存の有線モデルを完全ワイヤレス化できるという。

 アンプ部分はBluetoothチップ内蔵のものではなく、自社開発したものを使用。プロオーディオ機器でも使用する「ShurePlus Play APP」によって、外音取り込みのレベル調整に加え、細かな音のチューニングが可能となっている。ハウジングの遮音性能は最大37dBと高い。

 バッテリー駆動時間は最大8時間。付属のキャリングケースで3回のフル充電ができ、合計で32時間の利用ができる。Bluetooth 5.0対応で、aptX、AAC、SBCなどのコーデックが利用可能。

 Shureに在籍する、世界トップレベルのワイヤレス・マイクロホン RFエンジニアがプロジェクトに関わっているという。その成果は、アンビエント機能(外音取り込み機能)とオーディオの絶妙なバランス、および従来の完全ワイヤレス製品に多くみられた“混線”“途切れ”といった電波障害の問題を最小限に抑えているという。

 カラーはトランスルーセントブラック、クリア、トランスルーセントブルー、ホワイトの4色を用意。イヤーチップはソフト・フレックス・イヤパッド、フォーム・イヤパッドの2種類のサイズ違いで5セットが付属する。

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