akippaは3月30日、駐車場オーナーの開拓を行なうパートナー向けアプリ「オーナー開拓アプリ」の運用を開始した。同時に、パートナー情報を管理している「パートナーサイト」もオープンした。
akippaには駐車場の開拓を代理で行なう「パートナー制度」がある。全国の空きスペースの有効活用を促進することを目的に2017年に開始したもので、現在、全国にSOMPOホールディングスの保険代理店を含め、400事業者以上のパートナーが活動しているとのこと。
これまで、パートナーは駐車場の掲載依頼までに、駐車場情報の書面や写真データを何度もakippa担当者とやりとりする必要があったという。結果、駐車場の開拓に注力することが難しくなったり、新たな人材の採用が必要になったりなど、パートナーの負担が大きいという課題があったとのこと。
今回リリースしたオーナー開拓アプリを利用することで、パートナーは人を介することなく、アプリ上で駐車場の掲載依頼が可能になるほか、掲載した駐車場ページの管理や、アプリでは操作できない変更や要望の問い合わせができるようになる。
数値入力の効率化や駐車場情報の入力を簡易化するなど、これまでのワークフローを改善することで、駐車場の掲載依頼がスムーズになり、パートナーの負担を減らせるとしている。駐車スペースの追加や削除依頼も可能なため、駐車場オーナーの依頼にも迅速に対応可能とのこと。
本アプリはakippaパートナー以外はダウンロード不可。プラットフォームはウェブブラウザーのみ(iOSは現在未対応)。なお、パートナー向けのアプリの開発は、駐車場シェアサービスとしては初の取り組みだという。
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