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「GIGAスクール構想支援プラン」、本日より申込受付を開始

楽天モバイル、基地局設置で回線を無償提供する学校向けプラン

2020年03月30日 15時00分更新

左から千葉県千葉市市長 熊谷俊人氏、楽天モバイル 代表取締役社長 山田善久氏

 楽天モバイルは3月30日、全国の国公私立の小学校、中学校、高校などを対象に、文部科学省が提唱する「GIGAスクール構想」に対応した「GIGAスクール構想支援プラン」を発表した。

 本プランは、GIGAスクール構想の趣旨に賛同し、楽天モバイルの基地局を学校の敷地内に設置した場合に、学校までの光回線を原則として無償で提供するもの。

 同社は、本プランへの申込受付を本日より開始。これに先駆け、楽天モバイルは、第1弾として千葉県千葉市と本プランの提供に関する協定書を締結し、千葉市内の各学校における通信ネットワークの環境整備や、将来的には5Gを生かした先進的な教育環境の実現に向けて支援することを決定している。さらに、楽天モバイルは、静岡県浜松市を始め、各地方公共団体や学校法人との協議を進め、本プランの提供を順次拡大していくという。

 なお、本プランの対象は、GIGAスクール構想の対象となる全国の国公私立の小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、高等専門学校を設置する地方公共団体および学校法人。

 楽天モバイルは、文部科学省と協議のうえ本プランの提供を決定。本プランの提供により、高速な校内通信ネットワークの構築や、将来的には5Gを生かした先進的な教育環境の提供等への一助となることを見込んでいる。また、校内通信ネットワーク環境構築にも利用される楽天モバイルの基地局を各学校に設置することにより、地域住民の通信環境の向上だけでなく、災害などの緊急時にもつながりやすい通信環境の実現を目指す。

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