クラッソーネは3月30日、住宅解体を希望する施主と工事会社のマッチングサービス「くらそうね」正式版提供開始を発表した。4月1日に提供開始する。
クラッソーネは解体工事・外構工事の一括見積もりウェブサービスを運営。解体工事の一括見積サービス「くらそうね解体」を2011年から、外構工事の一括見積サービス「くらそうねエクステリア」を2012年から展開している。
これまでの「くらそうね解体」における累積およそ2万3000件の住宅解体に関する見積もりデータをもとに、 AIによって解体の見積もり予想金額を算出する本サービスを開発。昨年12月よりベータ版として愛知県限定でテスト提供してきたが、新たに全国800社以上の解体工事会社のネットワークを整備して正式版として全国提供する。
複数の解体工事会社による見積もり予想金額の算出をAIによって自動化し、平均20日かかる解体工事金額の見積もりを最短1分に短縮できるという。また、工事会社との直接取引によって従来のハウスメーカーや大手不動産会社を介す際のマージンが発生しないことから工事費用の削減が可能となるとしている。
工事会社の口コミや定量的な評価(対応マナー・追加費用・工事品質・工期遵守・近隣配慮の5項目)を確認できるため、解体工事に関するトラブルを未然に防止。解体工事における不安点や疑問点については担当スタッフに相談でき、見積もり内容の相談から工事完了までを一気通貫でサポート。また、工事会社にとっても、自社の予想金額や会社情報を確認した施主のみが本見積もりを申し込むため、受注確度の高い顧客を獲得できるなど集客効果と業務効率アップが期待できるとしている。くらそうねサービスは、施主利用料は無料。工事会社は初期費用無料、月額利用料無料、成約手数料は工事金額の10%。
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