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オープンロジ、海外配送のアナログなやり取りを解決するプラットフォーム提供

2020年03月30日 14時30分更新

 オープンロジは3月27日、海外配送のアナログなやり取りを解決するとうたうプラットフォーム「OPENLOGI Platform Connect海外配送」を提供開始したと発表。WMS(倉庫管理システム)の「OPENLOGI Platform Connect」に海外配送モジュールを追加したもの。

 すでに独自のシステムを使用しており、OPENLOGI Platform Connectにすべて移管できない場合でも、海外配送モジュールのみの導入が可能になる。海外配送のノウハウがない倉庫現場においても、海外配送モジュールの導入後すぐに海外配送を実現する。

 近年、越境ECの拡大にともない海外向けの配送が増加しているという。一方で、倉庫での海外配送にはアナログで煩雑な作業が多く、効率化のための課題が多く残っているとのこと。たとえば、配送用の送り状やインボイスなどの通関書類の作成においては、配送会社ごとに別々の専用ページにログインをしてデータを入力し、出力する必要があるなど、発送手配に多くの工数がかかるという。独自のノウハウが必要な海外配送では「配送会社の選定や契約をどうすすめてよいかわからない」といった声もあるとしている。

 OPENLOGI Platform Connect海外配送は、オープンロジがアウトソーシング業務の運用で培ってきたシステム構築・運用ノウハウにより、海外向けにも入出庫・在庫管理のような基本的な機能はもちろん、重量サイズ計測、出荷引き渡しなどのリスト作成、業務の初期構築、返品処理、未登録商品の処理、破損品の確認などのフローも定型化できる。倉庫現場はオープンロジがシステム連携済みの提携5社から選べるため、荷主のニーズに合わせて配送会社を選択できる。

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