キングジムは3月26日、アクティブシニアの暮らしをサポートする新ブランド「arema(以下アレマ)」を立ち上げたと発表した。
近年、日本では高齢化が進み、2018年の統計では65歳以上の高齢者の割合は28.4%と過去最多(内閣府「高齢社会白書」令和元年版)の中、65歳~75歳はアクティブシニアと呼ばれ、シニア市場の規模が拡大しているという。
同社は現状を鑑み、従来の製品開発で培ったノウハウを活かし、シニア市場に参入。シリーズ第1弾として、「自分まとめファイル」、「集音器」の2製品を発表した。
自分まとめファイルは、年金手帳、診察券、契約書などの書類の収納に適したファイル。5種類のポケットがあり、書類ごとに見やすく収納できるという。また、簡易エンディングシートが付いており、銀行口座や保険の情報、知人の連絡先など文字で残したい情報を記入できるものも用意されている。発売日は4月17日、価格は5280円。
集音器は、使用する方が抵抗感がないよう、装着時に自然な見た目のイヤホン型を採用したという。左右で音量のバランスが調整できるため、人によって左右の聴こえの偏りをなくすことができるとしている。また、電源や音量の操作はシンプルな設計となっており、片手で簡単に使用できるとうたっている。発売日は5月1日、価格は1万1000円。
同社は、「ささやかな工夫は、特別。」をコンセプトに、ちょっとの工夫やアイデアで、驚きや関心、喜びのある日常を目指し、製品を使用した人やプレゼントされた人が「あれま」と思えるような製品を展開していくそうだ。
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