週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

4ドライバー搭載のハイブリッド構成で、23万9580円

超ハイエンドイヤホン「Solaris Special Edition」が国内100台限定で販売開始

2020年03月19日 17時20分更新

 ミックスウェーブは3月19日、Campfire Audioブランドの新イヤホン「Solaris Special Edition)を3月27日に発売すると発表した。国内限定100セットの販売。価格は23万9580円。

 現行フラッグシップのSolarisに、Campfire Audioの最新技術・独自音響技術を組み合わせたモデル。3Dプリンターで成型したセラミック・アコースティックチャンバー(主にABS樹脂)を用い、Solarisの性能を向上させている。結果、もともと広かったサウンドステージがさらに広大となり、ボーカルのパフォーマンスが高まり、リアリティーのあるハイレベルな 「三次元の音像」になったという。

 筐体はPVD処理を施したアルミニウム筐体にアバロンフェイスプレートを組み合わせている。ノズル部分はステンレス製。

Tuned Acoustic Expansion Chamber

 高域には、Campfire Audio独自の「T.A.E.C.」(Tuned Acoustic Expansion Chamber)を採用。これは音導管(チューブ)を使用しない独自の音響設計だ。カスタマイズしたバランスド・アーマチュア型ドライバーを採用。高周波のレスポンスを向上し、ノイズレスな高域とした。中域には大口径リアポート設計の大型BA型ドライバーを採用。歪みが少なく、豊かなミッドレンジ再生となる。低域には「A.D.L.C.」(アモルファス・ダイヤモンド・ライク・カーボン)コーティングした直径10mmのダイナミック型ドライバーを採用。これを独自技術の「Polarity Tuned Chamber」(ATLASにも採用) によって最適化し、深く魅力的なミッドレンジと内に響くような低域のパフォーマンスを正確に制御し、世界クラスのHi-Fi再生が可能だとする。

Polarity Tuned Chamber

 Solaris Special Edition には、Super Litz Cableが付属。これは様々な太さの高純度銀メッキ銅のリッツ線を使用した4本の導体で構成され、取り回しの良さにも配慮している。付属ケースは、裏地にはウールを使用し、 クッション性のある“プレミアムブラックレザーケース”となる。メッシュIEMバッグ、シリコンおよびフォームタイプのイヤーチップに加え、Eタイプのイヤチップも同梱する。

 インピーダンスは10Ω、入力感度は115dB SPL/mW、周波数特性は5Hz~20kHz。ベリリウム銅加工したMMCX端子を持つ。付属ケーブルの端子は3.5mm3極。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう