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PS4 ProをBarraCuda 120 SSDに換装したら「仁王2」のロード時間はどうなるのかチェック

2020年03月17日 11時00分更新

「仁王2」ではわずかなパフォーマンスアップ

 さて、今回「BarraCuda 120 SSD(2TB)」で検証したのは、3月12日に発売されたコーエーテクモゲームスの「仁王2」だ。「戦国死にゲー」と称される本作は、妖怪化や妖怪技などの要素が盛り込まれ、複雑化したアクションをどう使いこなすかが鍵となる。初心者にはチュートリアルで技を習得してもなかなか前に進めないかもしれない。

 ただ、オンラインプレイヤーを召喚することで、一緒にプレイすることも可能。さらに今回は、青く光る刀を調べることで、ほかのプレイヤーのnpcとして同行。いつでも呼べるわけではないものの、気軽に呼べるため積極的にに利用するのもいいだろう。

「仁王2」のイメージカット。

 今回検証したバージョンは1.03で、容量は36.38GBとかなりの容量。検証したのは起動してからオープニングムービーが表示されるまでの「ゲームの起動時間」と、「コンティニュー」を選択してからプレイ開始できるまでの「ゲームロード時間」の2つだ。PS4のシステムは7.02で検証している。

 なお、計測はストップウォッチを用いた手動で、3回計測しての平均タイムを使用。SSDもHDDもキャッシュを利用するため、1、2度起動からゲーム開始まで実行し、ロード時間が安定した状態から計測している。環境によっては今回の結果以上の時間がかかる可能性があることをあらかじめ承知してほしい。

 結果はゲームの起動時間は約4秒、ゲームロード時間は約3秒の短縮となった。起動時間は1分超えとかなり時間がかかるものの、ロード時間の差はわずかに約4秒と短かった。逆にゲームロード時間は10数秒とかなり短いものの、約3秒も短縮しているということは、効果があると言ってもいいだろう。わずか数秒といえども、ステージが変わるごとにロードが発生するわけで、少しでも短時間で済むに越したことはない。

 今回はわずかな時短だったものの、PS4でゲームをプレイするなら、SSDへの換装はもはや必須。SSDも大容量でもだいぶ価格が下落してきており、いまが買いどきだ。「BarraCuda 120 SSD」は新製品でも1TBの容量なら1万2000円台で手に入る。検証では2TBモデルを利用しているが、これまで検証してきたゲームの容量が肥大化していることを考えれば、2TB(2万7000円前後)も視野に入れていいだろう。予算に合わせて即ポチってほしい。

 今後もさまざまなタイプの人気ゲームで検証を重ねたい。なお、ファイルの書き込まれた状態や性能の劣化などによっては、今回のような結果にならない場合がある点にご了承願いたい。

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