新たに一新されたプロリーグに注目
ユービーアイソフト eスポーツマネジャーの宮田 幸子氏をゲストに招き、2020年以降のeスポーツ大会「Six invitational」およびジャパンリーグに関する最新情報を発表した。
まずはSix invitationalの今後について取り上げた。2020年6月を機にプロリーグの構成が一新。これまで半年に1回開催されていたMajor大会が、8月に北アメリカ、11月にヨーロッパで開催される。2021年からはMajor大会を3回(ヨーロッパ、北アメリカ、APAC)、2月にSix Invitationalといったスケジュールになる。各地域4チーム(北アメリカ、ヨーロッパ、APAC、ラテンアメリカ)、計16チームがSix Invitationalに出場するという。
それに伴い、来シーズンからAPACも刷新される。従来のAPACは4つの地域で実施されてきたが、今後は「APAC North」と「APAC South」に分割。APAC Northは日本、韓国、東南アジアで12チーム、APAC Southはオーストラリア、ニュージーランド、インド地域などといった構成で進行するという。
APAC Northリーグは12枠のうち、出場できる日本チームは4枠となっている。過去の戦歴や貢献を踏まえ、「Nora-Rengo NRG(以下、野良連合)」と「CYCLOPS Athlete Gaming(以下、CAG)」がレジェンド枠として出場。残りの2枠については3月21日、22日に開催されるセミオープン予選で決めるという。
2020年4月~9月のジャパンリーグに関する最新情報も発表した。PlayStation 4版大会の出場枠は256枠で、個人でも出場できる「OPEN」大会も同時開催するが、大会の出場経験が浅いチームを対象とした「ROOKIE」も復活。さらに、地域大会とキャラバンを新たに開催すると発表。東京以外の地域でも大会を楽しんでもらいたいという思いで企画したという。
PC版大会は出場枠を144枠から256枠に拡大する。PC版大会でもOPENとROOKIEを開催する。シーズンファイナルのオフライン大会、グランドファイナルのオフライン大会を3ヵ月に1回開催予定。賞金額は500万円となっている。
夏に今後の予定を発表する予定だが、ジャパンリーグはさらに拡大していくと宮田氏は述べた。また、視聴しているユーザーに向け、レインボーシックス シージのプレイと大会への参加を呼びかけた。大きく進化したSix invitationalおよび国内大会に注目していきたい。
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