ゲーミングシューズがアディダスから!
スポーツ用品大手のアディダスは3月10日、スマホゲームと連動するインソール「adidas GMR」(アディダス ゲーマー)を日本で発売した。価格は4690円で、アディダス公式オンラインストアや直営店などが取り扱う。
サイズは22.0〜31.5cmで、サッカースパイクの中に取り付けて使用する。
本製品の特徴は、Googleが開発したセンサー技術「Jacquard」(ジャカード)を備え、高度な機械学習アルゴリズムを使い、キックやシュートなどサッカー特有の動作を計測できる。
また、測定したデータをスマホゲームアプリ「FIFA Mobile」と連動でき、リワードを獲得したり、チームを強化させたり、といったことが可能。
Jacquardは、Googleの研究部門である「ATAP」(Advanced Technology&Projects)が「Jacquard by Google」というプロジェクトのもと研究してきた技術で、生地に伝導性繊維を織り込むことで、センサーのように何らかのデータを計測したり、タッチ操作を可能にする。
過去にリーバイスがJacquardを取り入れたデニムジャケットを、サンローランがバックパックとして製品化した。リーバイスのデニムジャケットは、袖口の部分をタップ/スワイプするだけで、音楽再生やナビゲーションなどの機能を操作できる。サンローランのバックパックも同様の操作に対応する。
これらの製品は「スマホが手元になくても多くの機能を操作できる」という特徴にとどまっていたが、adidas GMRでは実際のサッカースキルが上がれば上がるほど、スマホゲームFIFA Mobileのチームも強くなるので、サッカー好きやゲーム好きだけでなく、練習嫌いな人のモチベーションアップにも貢献しそうだ。
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