外付けSSDというと、2.5インチドライブを内蔵したタイプを想像するだろう。しかし、ゲーム機やPCに内蔵するならまだしも、外付けドライブとして持ち運ぶことを考えたら、何も2.5インチドライブにこだわる必要はない。中身はNANDなのだから、もっとスリムで持ち運びやすいデザインにすべきだ。
マイクロンの「Crucial X8 Portable SSD」は、そんなユーザーの心からの叫びに応えた製品だ。スリムなボディーにしただけでなく、USB 3.2 Gen2接続なら最大1050MB/sの読み込み速度を実現。2.5インチドライブのタイプに比べれば倍の速度を実現した製品なのである。
今回はそんな製品を使って、PS4やPCで溜まりに溜まったゲームを本製品へ逃し、快適なゲーム生活を送る術を伝授したいと思う。
Crucialブランド初のポータブルSSD
マイクロンと言えば、大手メモリーメーカーであり、DRAMもNANDも製造している数少ないメーカーだ。今回紹介する「Crucial」は、コンシューマー向けのブランドで、長年メモリーやSSDを数多く排出してきた老舗中の老舗。売れ筋SSDモデル「MX500」は、現在13世代目となってる。
「Crucial X8 Portable SSD」は、Crucialとして初のポータブルSSDで、USB 3.2 Gen2接続なら、最大1050MB/sのシーケンシャルリードという爆速モデル。ボディーはアルミを採用し、2mの高さから落としても大丈夫な堅牢性を確保。サイズは110×53×11.5mmと薄く細長いため、ポケットにも入れやすく持ち運びやすいデザインになっている。
端子はUSB Type-Cで、USB Type-Cケーブルが付属。 USB Type-A接続用アダプターも同梱しているため、PS4などUSB Type-C端子を備えていない製品でもすぐに利用できる。容量は500GBと1TBを用意。ゲームの保存先として活用するなら、1TBタイプをおすすめする。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう