ウェブカメラは不要、マイクにはこだわるべし!
オンライン会議となると、まず思い浮かべるのが「ウェブカメラ」だが、じつはテレワークには不要。弊社ではスタッフとの打合せにおいて、ビデオ通話はもう5年以上利用したことがない。
ビデオ通話は一時の利用のためだけに自宅の一角を片づけたり、場所を選ばなければならない。女性の場合はノーメイクで顔を映すのに抵抗がある方もいるかもしれない。こうしたデメリットが多い反面、ビデオ通話で伝えられる情報量は意外と少ない。
資料のわからない場所があるといったときには、画面共有が行えるほうが便利。自分の顔を見せるよりも、デスクトップの画面を映すほうがよっぽど効率的だ。Discordやパソコン版のLINEには画面共有の機能があり、手元のパソコンの画面をそのまま相手に見せることが可能だ。
弊社ではゲームを扱うことが多いため、動画で画面を共有することがあるが、ほかの多くの業務においてはスクリーンショットで代用できるのではないだろうか。
一方、カメラの代わりにこだわりたいのがマイクだ。ノートパソコンの多くにマイクが内蔵されているものの、いまひとつ音質がよくない。ノイズキャンセル機能を持つものもあるが、それでもタイピング音や洗濯機などの生活音を拾ってしまう。音声を聞き取れずに、同じことを何度も説明するといった機会も生じてしまう。そんなときは、ゲーミングヘッドセットを利用する。
マイク機能があるBluetoothヘッドホンでも代用ができそうだが、ヘッドホンは口元とマイクの位置が離れすぎているため音声を拾わないことがある。ゲーミングヘッドセットのような、口元にマイクを近づけられるタイプなら、非常にクリアな会話が可能だ。
ゲーミングヘッドセットはヘッドバンドの締め付けやイヤーパッドの形状などに工夫が施されているため装着性にすぐれ、長時間付けていても疲れにくくなっている。
個人的なオススメは、ゼンハイザーの「GSP300」だ。ゼンハイザーのゲーミングヘッドセットは再生される音質が高いのはもちろんのこと、マイク性能も他社のゲーミングヘッドセットより頭ひとつ抜けている。ゲーマーにとってもなじみの深いメーカーでもある。
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