週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ゲーマー視点テレワークのすすめ

新型コロナ 失敗しない「テレワーク」

LINEとパソコンだけでも十分なテレワークができる

 まずは、ツールに関する話から。弊社では、おもにスマホとパソコンを使って仕事をしている。とくに重要となるのが、コミュニケーションツールだ。

Slackはほとんど使っていない

 オンラインでのコミュニケーションをとるのにはさまざまなツールがある。ビジネスで急速にシェアを拡大している「Slack」や「Chatwork」、マイクロソフトの「Teams」などなど。弊社でもわりと早期にSlack導入を行ったが、じつのところ現在はまったく利用していない。

LINEだと、パソコンから席を外していてもスマホの通知画面で連絡事項がわかることも

 現在、弊社のメインスタッフとは「LINE」のみでやり取りしている。テキストチャットツールとしての使い勝手がいいのはもちろん、パソコン版をインストールすることで、画像やPDFなどのファイルを手軽に送受信できるようになる。グループ通話で会議を行うことも可能だ。

 セキュリティ面での不安も、ひと昔前にくらべてずいぶんとよくなった。LINEは1つの電話番号につき、スマホ+1台のパソコンまでの利用に限られる。以前に問題となったアカウントの乗っ取りなどが起こりにくいという点でも、Slackより信頼できると筆者は感じている。なお、ビジネス向けの「LINE WORKS」というソリューションもあるが、一時的にテレワークを行うなら個人用のLINEアカウントでも十分だと感じている。

ゲーマーとの仕事の相談に使うDiscord。音声チャットの使い勝手がいい

 弊社では、ゲーマーの方々へも仕事を依頼することがあるが、そうしたときには「Discord」を使っている。Discordはゲーマー向けのSlackという立ち位置で利用者が多く、音声通話時の音質やレイテンシが高いという特徴がある。テキストチャットやファイルの送受信も可能なので、仕事用ツールとして、Slackの完全な代替として利用可能だ。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう