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極寒の終末世界を生き残れ! ゲーム賞も受賞した都市シミュレーション「Frostpunk」PS4版をプレイ

2020年02月28日 11時00分更新

文● 松野将太 編集● ASCII

技術開発で施設の規模拡大や新施設を追加、資材を効率的に蓄える

ワークショップは複数建てることで研究効率を高められる

 ここからは、ワークショップによる技術開発を進めつつ、資材を効率的に収集し、寒波に備えていくことになる。特に、ワークショップを稼働させることで新たな技術を開発していくのが非常に重要だ。ここでは施設のアップグレードや新施設の開発、収集作業の効率アップに加え、ジェネレーターの性能アップなどを好きな順序で研究していける。これをおろそかにすると、ゲームの進行に伴って悪化していく寒波を乗り越えることができないため、ワークショップを複数建てて効率を上げつつ、適切な技術開発を行なっていこう。

製材所や製鉄所、石炭採掘機など、高度な採取施設は早期に作っておきたい

 序盤のオススメは資材集めを効率的にできるようになる製材所や製鉄所の建造、ハンター小屋の人員削減による効率化など。マップ上に落ちている資材は有限のため、技術開発で新たな採取のための施設を作っていかないとすぐに行き詰まってしまう。初心者が詰まりやすいポイントなので、ここは気を付けておこう。

 ワークショップは3つほど建ててエンジニアを配置しておくと、序盤からスムーズに研究を進められる。また、ゲーム開始数日後から寒波が訪れはじめるため、それに備えたジェネレーターの出力アップや範囲の拡大も頭に入れておきたい。

延長シフトを敷くことで、施設ごとの労働時間を14時間に延長できる。不満は増加するが、作業の進捗が大きく変わってくる

 また、法律ツリーから都市運営にかかわる新たなルールの制定も、適宜行なっておくべきだろう。序盤に有効なのは食事を水増しできる「スープ」や、労働時間を施設ごとに14時間まで延長できる「延長シフト」だ。スープを作ることで、不足しがちな食料を安定供給できるため非常に有用。延長シフトでは、労働時間を延ばすことで作業進捗を早められる。人々の不満は多少溜まってしまうが、あくまでゲームをスムーズに進めるのが目的であれば、制定するのがオススメだ。

希望や不満の増加、突発的なアクシデントに対応する

画面下部に見えるのが「希望」と「不満」のパラメーター。特に「不満」をうまくコントロールしないと追放される恐れも

 当座の生活が安定してきたら、「希望」と「不満」の2つのパラメーターにも気を配ろう。これらは都市の運営状況や突発のイベントにより増加・減少していくため、なるべく不満を減らし、希望を持たせるような都市運営をしなければならない。

 病気の人や死者を出さない円滑な都市運営はもちろん、施行する法律によって大きくパラメーターを増減させることも難しくないので、不満が大きくなってきた場合は特に気にしておきたい。最悪の場合、都市から追放されてしまうことにもなりかねないからだ。

規律で人々を縛るか、信仰で人々の不満を和らげるか、どちらかを選択しなければならない。どちらにせよ、行き過ぎると過激な統治になってしまうのだが……

 なお、「新しい家」のシナリオでは、中盤で「ロンドン主義者」の発生により人々を二分するいさかいが発生する。ロンドンに帰るべきだと主張する彼らをなだめるため、プレイヤーは都市の運営に「秩序と規律」あるいは「信仰」の法律ツリーを導入せざるを得なくなる。ここでどちらを選ぶかもプレイヤーの倫理観によるだろうが、やりようによってはかなり過激な統治もできるため、どこまで介入を進めていくかは悩ましいところだ。

中盤では徐々に街並みも雑多になってくるが、ここからは寒波や不満との戦いだ

 中盤までの流れをざっと紹介したが、全体として、資材の枯渇、あるいは傷病者の続出など、厳しい状況になると挽回しづらいのが本作の難しいところでもある。クリアまでにトライ&エラーは必要になると思うが、これを乗り越えていくのが本作の最大の楽しみとも言える。

ポストアポカリプスやスチームパンクの世界観
シビアなタイトル好きにオススメ

自動機械であるオートマトンが登場するなど、スチームパンクSFらしい側面も魅力のひとつ

 「Frostpunk」のPlayStation Storeでの販売価格は4378円。絶望の中から希望を見出していく、シビアなポストアポカリプス系ゲーム、そしてスチームパンク系の世界観が好きなユーザーには、強く刺さるタイトルだろう。

 また、「新しい家」以外のシナリオでは、失政によって壊滅した街の立て直し、恐ろしい勢いで増えていく難民に対応するなど、また違った雰囲気の都市運営が楽しめるため、ボリュームについても十分と言っていい。世間は春の訪れを感じさせる気温になりつつあるが、冬の終わりにこんなタイトルをプレイしてみるのも一興だろう。

(提供:DMM GAMES)

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