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バルセロナでファーウェイの折りたたみスマホ「Mate Xs」と5Gタブ「MateTab Pro」の実機をチェック!

2020年02月26日 16時30分更新

5G対応のタブレット
「HUAWEI MatePad Pro」

 タブレットの新モデルとして発表されたのが「HUAWEI MatePad Pro」。Wi-Fi版やLTE版のほか、5G版も用意されている。ディスプレーサイズは10.8型(2560×1600ドット)で液晶パネルを採用。本体サイズは約246×159×7.99mmで重さは約492g。手に持ってみると思ったよりも軽く、取り回しやすい。

10.8型ディスプレーを採用し、5G対応モデルもラインアップする「HUAWEI MatePad Pro」

縦方向に持った様子

最厚部分でも8mm以下と薄型化されている

5G版のネットワーク表示は「NR」となっていた

 ディスプレー回りのベゼルは4.9mmと狭額縁で、インカメラもパンチホールタイプとなっており、表示域は約90%。前面はほぼディスプレーといった印象だ。

インカメラはパンチホールタイプ

背面のカメラは約1300万画素(f1.8)でシングルレンズ

充電などに使用するUSBポートはType-C

SIMスロットはピンで押し出すトレー式

 アクセサリーとして、ペン入力用のM-Pencil(99ユーロ、約1万2000円)やカバー一体型キーボードのSmart Magnetic Keyboard(129ユーロ、約1万5000円)も用意されており、2in1のノートPCふうな使い方もできる。M-PencilはHUAWEI MatePad Proに磁石で装着可能で、装着時に自動で充電される。Smart Magnetic Keyboardも本体とは磁石で装着。2段階のチルト設定が可能だ。

専用のペン入力デバイスM-Pencil

ブースではプロのイラストレーターによる作画デモも

M-Pencilを装着すると、充電量が表示される

Smart Magnetic Keyboardを装着した状態

チルトは2段階に切り替えできる

リバースチャージにも対応しており、スマートフォンなどほかの機器へのワイヤレス充電が可能

 価格はWi-Fiモデルが549ユーロ(約6万6000円)からで、LTEモデルは599ユーロ(約7万2000円)から。5Gモデルは799ユーロからとなっている。こちらも展示機はHMSのみだったが、日本で発売されればiPad Proのライバルとして注目を集めそうだ。

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筆者紹介:中山 智

 海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。

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